産後の顔の脂肪吸引はいつから可能?授乳への影響と育児中の注意点

産後の顔の脂肪吸引は卒乳から数ヶ月後に受けるのが安全であり育児環境を万全に整えた上での施術が推奨されます。妊娠や出産を経て顔のたるみや二重あごが気になり始めセルフケアでのダイエットに限界を感じている方は少なくありません。ホルモンバランスの急激な変化や日々の育児による前かがみの姿勢など、産後はフェイスラインが崩れやすい要因が重なっています。自力での改善が難しい場合、美容医療によるアプローチは非常に有効な選択肢となりますが、自身の体の回復や赤ちゃんへの影響を最優先に考える必要があります。

目次

産後の顔の脂肪吸引はいつから受けられるのか

出産を終えて体型や顔周りの変化に直面すると、少しでも早く元の状態に戻したいと焦る気持ちが生まれるかもしれません。しかし、顔の脂肪吸引は外科的な手術であるため、母体の回復状態と赤ちゃんへの安全性を第一に考慮して施術時期を決定する必要があります。多くの美容クリニックが設けている基準には、医学的な根拠に基づいた明確な理由が存在します。

授乳中の施術ができない理由と安全な時期の目安

顔の脂肪吸引を行う際、手術中の痛みをなくすための麻酔薬や、術後の感染を防ぐための抗生物質、そして痛み止めなどの内服薬が必ず使用されます。これらの薬剤の成分は、血液を通じて母乳に移行する性質を持っています。大人の体にとっては安全な量であっても、肝臓や腎臓の機能が未発達な赤ちゃんの体に入ると、薬の成分をうまく分解・排泄できず、予期せぬ負担や副作用を引き起こす恐れがあります。

そのため、安全を期して授乳中の脂肪吸引を不可としている医療機関が一般的です。具体的な施術時期の目安としては、完全に断乳または卒乳をしてから1ヶ月から3ヶ月以降が推奨されます。この期間を空けることで、母体内のホルモン状態が非妊娠時に近づき、乳腺の状態も落ち着くため、より安全に手術に臨むことができます。

授乳をしていない場合でも期間を空けるべき理由

完全ミルク育児などで授乳を行っていない場合でも、出産直後にすぐ手術を受けられるわけではありません。出産という大きなイベントは、女性の体に想像以上のダメージを与えています。分娩時の出血や産褥期の悪露により、産後の体は一時的な貧血状態に陥りやすくなっています。また、昼夜を問わない赤ちゃんのお世話による慢性的な睡眠不足や疲労の蓄積も見逃せません。

このような免疫力や回復力が低下している状態で脂肪吸引を行うと、術後の傷の治りが通常よりも遅くなったり、内出血や腫れが長引いたり、最悪の場合は感染症を引き起こすリスクが高まります。体の内側が本来の健康な状態に戻るのを待つため、授乳の有無に関わらず、最低でも産後2ヶ月から3ヶ月の期間を空けることが必須条件となります。十分な体力を取り戻してから施術を受けることが、美しい仕上がりと安全なダウンタイムへの最短ルートです。

出産後に顔のたるみや二重あごが気になりやすい原因

妊娠前は全く気にならなかったフェイスラインのもたつきが、産後急に目立つようになるのには複数の理由があります。単なる体重の増加だけではなく、女性特有の体のメカニズムの変化と、育児という新しい生活習慣が複雑に絡み合って顔周りの変化を引き起こしています。

ホルモンバランスの急激な変化による影響

妊娠中は、お腹の赤ちゃんを育てるために女性ホルモンの分泌量が劇的に増加しますが、出産を終えると胎盤が体外へ排出されるため、これらのホルモン量は急激に減少します。この急激なアップダウンは、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成に大きな影響を与えます。

肌の内部で弾力を支えていた組織が弱まることで、皮膚が重力に耐えきれなくなり、下方向へと垂れ下がりやすくなります。さらに、産後は体内の水分バランスも崩れやすく、顔全体がむくみやすい状態が続きます。むくみが常態化すると、その重みでさらに皮膚が引き伸ばされ、結果としてあご下やフェイスラインのたるみ、二重あごが定着しやすくなってしまうのです。

育児中の姿勢がフェイスラインに与える負担

日々の育児動作も、顔のたるみを加速させる大きな要因です。授乳中やミルクをあげる時、オムツ替え、抱っこでの寝かしつけなど、赤ちゃんのお世話をする際はどうしても長時間うつむき加減の姿勢になります。この下を向く動作が習慣化すると、首の前側にある筋肉が使われなくなり、徐々に衰えていきます。

首の筋肉が緩むと、それに連動している顔の下半分の筋肉もたるみ、あご下に脂肪が溜まりやすい空間ができてしまいます。また、スマートフォンで育児情報を検索したり、赤ちゃんの写真を撮ったりする時間が増えることも、いわゆるスマホ首を引き起こし、二重あごを強調する原因となります。セルフケアのストレッチやマッサージでこれらを完全にリセットするのは難しく、一度ついてしまった顎下の脂肪はダイエットでも落ちにくいという特徴があります。

顔の脂肪吸引を受けるメリットとおすすめの併用治療

育児の合間を縫って行うマッサージや食事制限などの自己流ダイエットでは、顔の特定の部位だけを細くすることは非常に困難です。美容医療における顔の脂肪吸引は、根本的な原因に直接アプローチできるため、産後の忙しい女性にとって多くのメリットをもたらします。

脂肪細胞そのものを減らすためリバウンドしにくい

通常のダイエットで体重が落ちる仕組みは、一つひとつの脂肪細胞のサイズが小さくなるだけであり、細胞の数自体は変わりません。そのため、少し食べ過ぎたり生活習慣が乱れたりすると、すぐに元のサイズに膨らみ、リバウンドしてしまいます。

一方、脂肪吸引はカニューレと呼ばれる極細の管を使用して、皮下脂肪の細胞そのものを物理的に吸い出して除去します。人間の体は成人すると脂肪細胞の数が増えることはほぼないため、一度取り除いた部位の脂肪細胞は少なくなったまま維持されます。つまり、術後に極端な体重増加がない限り、すっきりとしたフェイスラインを長期的に保つことができ、リバウンドのリスクを大幅に抑えることが可能です。忙しくて自分のためのケアに時間を割けない産後だからこそ、半永久的な効果が期待できる点は大きな魅力です。

糸リフトとの組み合わせで産後の肌を引き締める

産後の顔の脂肪吸引を行う際、多くのクリニックで同時に提案されるのが、医療用の溶ける糸を使って皮膚を引き上げるスレッドリフトの併用です。脂肪吸引によって大量の脂肪が取り除かれると、皮膚と筋肉の間に空洞(スペース)が生まれます。若くて肌に十分な弾力があれば自然に縮んでフィットしますが、産後のホルモン変化によって弾力が低下している肌の場合、皮膚が余ってしまい、かえってたるんで見えるリスクがあります。

そこで、脂肪を吸引した直後に糸リフトで皮膚を元の高い位置に引き上げて固定することで、空洞になった部分が綺麗に癒着するのを助けます。これにより、皮膚の余りやたるみを防ぎ、より引き締まったシャープなVラインを作ることができます。また、挿入された糸の周囲ではコラーゲンの生成が促されるため、産後のお肌に内側からハリを取り戻す効果も期待できます。

育児中に顔の脂肪吸引を受ける際の注意点と対策

顔の脂肪吸引は日帰りで行える手術ですが、術後にはダウンタイムと呼ばれる回復期間が必ず存在します。自分一人だけの生活とは異なり、赤ちゃんのお世話が待ったなしで続く育児中においては、術後の生活をどのように乗り切るかが手術の成功を左右する重要なポイントになります。

術後のフェイスバンド固定とダウンタイムの過ごし方

手術が終わった直後から数日間は、専用のフェイスバンドを使用して顎下から頭頂部にかけて顔全体を強く圧迫固定する必要があります。この圧迫固定は、出血を防ぎ、術後の強い腫れやむくみを最小限に抑えるため、そして皮膚を新しい輪郭に沿って綺麗に癒着させるために非常に重要なプロセスです。

入浴時以外は原則として24時間の装着が推奨されることが多く、見た目にも目立つため、外出や来客への対応は難しくなります。また、術後1週間から2週間程度は、顔の下半分に内出血(青あざ)や強いむくみ、筋肉痛のような鈍い痛みが現れます。この期間中は、血流が良くなるような激しい運動や長時間の入浴、飲酒は避け、なるべく安静に過ごすことが傷口の早期回復に繋がります。

抱っこや下を向く動作での痛みに備えたサポート体制の構築

育児中のダウンタイムで最もハードルとなるのが、赤ちゃんとの物理的な接触と日々の動作です。術後の顔は非常にデリケートな状態になっており、少し触れただけでも強い痛みを感じることがあります。子どもを抱っこする際に赤ちゃんの頭が顎にゴツンとぶつかったり、おむつ替えで下を向いた時に顔に血液が上ってズキズキと痛んだりするケースは珍しくありません。

そのため、術後最低でも最初の3日から1週間は、一人で育児を全て抱え込むのは危険です。パートナーにまとまった休みを取ってもらう、実家や義実家の両親に応援を頼む、あるいはベビーシッターや一時預かりのサービスを事前に予約しておくなど、物理的に子どもを抱き上げたりお風呂に入れたりする作業を代わってもらえる環境を確実に整えておくことが不可欠です。万全のサポート体制を準備してから手術に臨むことが、結果的に安全でストレスのないダウンタイムを実現します。

産後の顔の脂肪吸引に関するよくある質問

ここでは、実際に育児中の女性が顔の脂肪吸引を検討・実行する際、クリニックのカウンセリングで頻繁に寄せられる現実的な疑問や不安について回答します。ご自身の生活環境に照らし合わせて参考にしてください。

術後のフェイスバンド装着中、小さな子どもに引っ張られたり怖がられたりしないための対策はありますか

物心がつき始めた1歳から2歳頃のお子様の場合、母親が突然見慣れないフェイスバンドを顔に巻いていると、怖がって泣いてしまったり、興味本位で引っ張って傷口に負担がかかってしまったりすることがあります。

対策として、手術を受ける数日前から、遊びの一環としてヘアバンドやタオルを顔周りに巻く姿を見せて慣れさせておくという方法があります。また、お子様が起きている時間はどうしても引っ張られるリスクがあるため、安全を考慮して日中はパートナーやシッターさんに遊び相手を完全に任せ、ご自身は別室で安静に過ごすのが最も確実です。夜間、お子様が寝静まった後にしっかりと固定の時間を確保するなど、家族の協力体制を前提にスケジュールを組むことをお勧めします。

術後のダウンタイム期間中に夜泣き対応などで睡眠不足が続くと、仕上がりや腫れの引きに悪影響は出ますか

はい、極度の睡眠不足はダウンタイムの長期化につながる可能性があります。睡眠中は成長ホルモンが分泌され、手術でダメージを受けた組織の修復が行われます。夜泣き対応などで細切れの睡眠しか取れず、疲労が蓄積した状態が続くと、体の自己治癒力が低下し、腫れやむくみがなかなか引かない原因となります。

また、術後は免疫力が落ちているため、睡眠不足が引き金となって体調を崩しやすくなります。術後1週間は回復のための重要な期間と割り切り、夜間のお世話もパートナーに代わってもらう日を設けるなど、ご自身が連続した深い睡眠をとれる環境を意識して作ることが、美しい仕上がりを早く手に入れるための鍵となります。

施術後の腫れや痛みが強い期間、子どもを抱っこ紐で前抱きにする際の安全な工夫はありますか

術後のダウンタイム中に抱っこ紐を使用する場合、前抱き(対面抱っこ)は赤ちゃんの硬い頭部がちょうどお母さんの顎下やフェイスラインの位置にくるため、不意な動きで患部に激突するリスクが非常に高くなります。術後数日間は強い痛みがあるため、この激突は極力避けなければなりません。

どうしてもご自身で抱っこ紐を使用しなければならない場合は、対面抱っこではなく、赤ちゃんの背中がお母さんのお腹側につく「前向き抱き」、あるいはおんぶが可能な月齢であれば「おんぶ」を活用することで、顎下への物理的な接触リスクを大幅に減らすことができます。また、抱っこ紐を使用する際は、赤ちゃんとご自身の間に柔らかいタオルやクッション性の高いガーゼケットを挟み込み、万が一頭がぶつかった際の衝撃を和らげる工夫をしておくと安心です。

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形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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多くの医師が嫌がる他院修正に強い

修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

海外言語でのご相談も大丈夫です

日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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