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アトピー性皮膚炎を抱えている方でも、適切な皮膚管理と適した術式を選択することで、乳頭縮小手術を安全に受けることは十分に可能です。
バストトップの大きさや垂れ下がりに悩んでいるものの、アトピー肌特有のデリケートな皮膚品質が原因で、手術に踏み切れないという方は少なくありません。手術の刺激によってかゆみや湿疹が悪化しないか、傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドのように盛り上がってしまわないか、あるいは術後に強い色素沈着が残ってしまうのではないかといった不安は、非常に現実的なものです。この記事では、アトピー肌の方が乳頭縮小手術を検討する際に知っておくべきリスクやその対策、そして手術を成功に導くためのスキンケアとクリニック選びのポイントを網羅的に解説します。乳頭縮小 アトピーで悩む方は一度ご相談ください。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
結論から申し上げますと、アトピー性皮膚炎の持病があっても乳頭縮小手術を受けることは可能です。ただし、そのためにはいくつかの重要な条件をクリアする必要があります。ここでは、アトピー肌と手術の可否に関する基本的な知識を解説します。
アトピー性皮膚炎があっても、手術予定部位である乳頭およびその周囲の皮膚が落ち着いている寛解状態であれば、問題なく手術を行うことができます。寛解状態とは、赤み、強いかゆみ、浸出液(ジュクジュクした液)、著しい皮膚のめくれなどがない状態を指します。皮膚が健康な状態に近ければ、手術による切開や縫合を行っても、通常の肌質の方と変わらない経過をたどることが期待できます。そのため、主治医と相談しながら、皮膚のコンディションが良いタイミングを見極めて手術の計画を立てることが重要です。
アトピー肌の方は、皮膚のバリア機能が低下しているため、外部刺激に対して非常に敏感です。手術前の診察では、単に乳頭の大きさや形状を測定するだけでなく、周囲の皮膚のきめ、乾燥度合い、過去にステロイド外用薬をどれくらい使用していたかなどを細かく確認します。ステロイドを長期にわたって使用している皮膚は、一時的に皮膚が薄くなっていることがあり、縫合時のテンション(引っ張られる力)に対する強度が低くなっている場合があります。事前の診察でこれらを把握することで、より安全な切開デザインや縫合糸の選定が可能になります。
手術予定日の直前に、アトピーの症状が急激に悪化してしまった場合は、安全のために手術を延期する必要があります。具体的には、乳頭や乳輪の周囲に強い赤みがあり、かゆくてかきむしってしまっている状態や、浸出液が出て皮がめくれている状態、黄色ブドウ球菌などの感染を起こしてとびひのような状態になっている場合です。このような状態で無理に手術を行うと、傷口から細菌が侵入して感染症を引き起こしたり、縫い合わせた傷が開いてしまったりするリスクが非常に高くなります。急な悪化がみられた場合は、無理をせず皮膚科の治療を優先させることが最善の選択です。

アトピーの症状があっても、お薬で皮膚の状態を一定にコントロールできていれば手術は可能です。カウンセリング時に現在のデリケートなお肌の状態を拝見し、最適な手術時期を一緒に見極めていきましょう。
アトピー肌の方が乳頭縮小手術を検討する際、特に気になるのが傷跡の経過や色素沈着といった、仕上がりの美しさに関するリスクです。どのようなメカニズムでこれらの懸念が生じるのか、詳しく見ていきましょう。
アトピー肌の方は、日常的なかゆみや微細な炎症によって、皮膚の下で常に軽微な炎症反応が起こりやすい傾向にあります。そのため、手術の傷跡が治る過程において、傷口を修復するためのコラーゲンが過剰に産生されやすく、結果として傷跡が赤く盛り上がる肥厚性瘢痕や、ケロイドのような状態になりやすいと考えられています。特に、手術後に傷口周辺にかゆみが生じ、無意識のうちにかきむしってしまうと、その物理的刺激がさらなる炎症を呼び、傷跡を広げたり目立たせたりする直接的な原因になります。
アトピー性皮膚炎の方によく見られる「皮膚の黒ずみ」は、慢性的な炎症によってメラニン色素が過剰に作り出され、それが肌に沈着したものです(炎症後色素沈着)。乳頭縮小手術による切開や縫合も、皮膚にとっては強い刺激(炎症)となります。そのため、術後に傷跡やその周囲が一時的に茶褐色や黒っぽく変色する可能性は、一般的な肌質の方よりも高くなります。多くの場合、数ヶ月から1年程度かけて徐々に薄くなっていきますが、少しでも色素沈着を最小限に抑えるためには、術後の炎症を長引かせないためのケアが不可欠です。
乳頭縮小手術の後は、傷口を保護するためにガーゼや医療用テープ、圧迫固定用の下着などを使用します。しかし、バリア機能が低下しているアトピー肌にとって、これらの保護材による摩擦や蒸れ、粘着剤によるかぶれは、強いかゆみを誘発する引き金になり得ます。また、手術部位とその周辺は一時的に神経が過敏になったり、逆に鈍くなったりすることがあり、これが乾燥によるかゆみを増幅させることもあります。かゆみによって患部をこすってしまうと、傷口の治癒が遅れるだけでなく、変形や色素沈着の悪化を招くため、適切な痒みコントロールが必要です。



アトピー肌の方は傷跡が残りやすいと言われますが、これは術後の「かゆみ対策」と「保湿」を徹底することで最小限に防げます。当院では、お一人おひとりの肌質に合わせたアフターケアをご提案しています。
アトピー肌という特性を持ちながらも、乳頭縮小手術を安全に、そして美しい仕上がりで成功させるためには、徹底した事前準備と適切な手術選択、そして術後の丁寧なケアが必要です。
手術を安全に行うための第一歩は、術前の一定期間、乳頭および乳輪周囲の皮膚を「これ以上ないほど良好な状態」に整えることです。皮膚科のかかりつけ医や執刀医の指導のもと、ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏(プロトピックなど)、あるいは新しい非ステロイド系の外用薬を適切に使用し、湿疹や赤みを完全に鎮静化させます。また、かゆみの強い方には、術前・術後に抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服をあらかじめ処方し、物理的に肌をかきむしってしまうリスクを予防します。
乳頭縮小手術にはいくつかの術式があります。アトピー肌の方には、できるだけ傷跡が目立たず、かつ皮膚に余計なテンション(引っ張る力)がかからない術式を選択することが望ましいです。乳頭の余分な組織をくさび状に切り取る方法や、乳頭の根元をぐるりと切除して高さを低くする方法などがありますが、アトピー肌の場合は皮膚の伸びや強度が異なるため、無理な切除は禁物です。傷口がすっきりと美しく合わさるよう、顕微鏡や拡大鏡を用いた極細の縫合糸による精密な縫合技術を持つ医師を選ぶことが、傷跡を最小限にするための鍵となります。
手術が終わった後のホームケアが、最終的な仕上がりを左右します。
まず、傷口の抜糸が終わった後は、医師の指示に従って徹底的な保湿を行います。アトピー肌に優しいヘパリン類似物質やワセリンなどを使い、皮膚のバリア機能を補います。また、紫外線は色素沈着を固定化させる最大の敵であるため、バストであっても衣服を透過する紫外線への対策(UVカット効果のある下着の着用など)が必要です。さらに、下着との摩擦を防ぐために、術後数ヶ月は肌触りの良いシルクやオーガニックコットン素材のソフトブラを使用し、直接の刺激を徹底して避けるようにします。



術前のスキンケアと、術後の徹底した「遮光・保湿・低刺激」の3原則を守ることで、アトピー肌であっても驚くほど綺麗に傷跡は治っていきます。焦らず、段階を踏んで丁寧なケアを継続しましょう。
アトピー肌の方が安心して手術を受けられるよう、カウンセリングから手術、そしてダウンタイム終了までのステップを具体的にイメージできるように解説します。
最初のカウンセリングでは、乳頭の悩み(大きさ、高さ、形)をお聞きすると同時に、アトピーの既往歴、現在使用しているお薬(塗り薬・飲み薬)、アレルギーの有無を詳しく伺います。皮膚の状態を確認し、手術が可能と判断された場合は、手術日を設定し、それまでのスキンケア計画を立てます。手術当日は、局所麻酔を丁寧に行うため、術中に痛みを感じることはほぼありません。麻酔液自体にも配慮し、お肌に極力負担をかけない優しい施術を心がけます。手術時間は両側で約1時間〜1時間半程度で、日帰りで受けることができます。
手術直後から数日間は、痛みや軽度の腫れ、内出血が生じますが、これらは通常の経過です。アトピー特有の注意点として、傷口が治る過程(特に術後3日〜1週間頃)で、傷口とその周辺に非常に強いかゆみが生じることがあります。これは皮膚の組織が修復される際に出る物質や、乾燥によるものです。この時期にかきむしってしまうと、糸がほつれたり傷口が開いたりするため、保冷剤をタオルで包んで患部を優しく冷やすことで、神経の興奮を抑え、かゆみを和らげます。また、処方された抗ヒスタミン薬は忘れずに服用してください。
術後に「どうしてもかゆみが我慢できない」「赤みが広がってきた」「傷口から浸出液が出てきた」といったトラブルや不安が生じた場合は、自己判断で市販薬を塗ったりせず、すぐに手術を受けたクリニックに連絡してください。当院では、アトピー肌の方のデリケートな経過に対応できるよう、術後の無料検診や、緊急時の相談体制を整えています。必要に応じて、適切な強度のステロイド軟膏の処方や、かゆみ止めの追加、感染を予防する抗生物質の処方など、迅速かつ適切な医療処置を行います。



ダウンタイム中のかゆみは冷やすことで劇的に楽になります。当院では、アトピー肌の患者様が術後を快適に過ごせるよう、先回りしたお薬の処方と、万全のアフターフォロー体制をご用意しています。
アトピー性皮膚炎をお持ちの方が、乳頭縮小手術を検討する際によく抱く疑問に、わかりやすくお答えします。
術後に患部を強くかきむしってしまうと、縫い合わせている糸が切れて傷口が開いてしまったり、傷口に雑菌が入って化膿(感染)したりする原因になります。また、かきむしる行為そのものが強い炎症を長引かせ、仕上がりの傷跡が太く赤く盛り上がったり、色素沈着が非常に濃く残ってしまったりするリスクを高めます。かゆみを感じたら、絶対にこすらず、保冷剤などで優しく冷やすように徹底してください。クリニックから処方されるかゆみ止め(抗ヒスタミン薬)の内服も非常に効果的です。
乳頭や乳輪に塗るステロイド外用薬は、手術の数日前から一旦使用を控えていただく場合があります。ステロイドには皮膚の免疫を抑える作用や、皮膚を一時的に薄くする作用があるため、手術当日に傷口に直接高濃度のステロイドが残っていると、術後の傷の治りが遅くなったり、感染のリスクが上がったりすることがあるためです。ただし、自己判断での急な使用中止はアトピーの「リバウンド(急激な悪化)」を招く恐れがあります。必ず執刀医や皮膚科の主治医の具体的な指示に従って、計画的にコントロールしてください。
乳頭縮小の手術方法には、将来的な授乳機能を温存する術式と、温存しない(縮小率を優先する)術式があります。アトピー肌であること自体が授乳機能に影響を及ぼすわけではありませんが、将来的に妊娠や出産の可能性があり、母乳育児を希望される場合は、乳管(母乳が通るくだ)を傷つけずに乳頭のボリュームを減らす「乳管温存法」を選択する必要があります。カウンセリングの際に、将来のライフプランについても遠慮なく医師にお伝えいただき、最適な術式を選択しましょう。
もともとアトピーによる慢性的な炎症で乳頭や乳輪に色素沈着(黒ずみ)がある場合、手術による一過性の炎症によって、一時的にその部分の黒ずみが濃くなったように感じられることがあります。しかし、手術の傷口が完全に治癒し、術後の炎症が治まる(通常半年から1年程度)につれて、多くの場合、色素沈着は手術前の状態、あるいはそれ以上に目立たない状態へと落ち着いていきます。術後の徹底した遮光(紫外線対策)と、肌に優しい保湿ケアを継続することが、色素沈着を最小限に抑え、きれいに退色させるためのポイントです。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



