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脂肪豊胸(コンデンスリッチ)

シリコンバッグ豊胸

ハイブリッド豊胸


豊胸手術から数年経過してから胸に痛みを感じた場合、体内でトラブルが起きている可能性が高いため、早急に医療機関を受診する必要があります。シリコンバッグや脂肪注入などのバストアップ施術を受けた後、長い期間が経ってから胸の異変に悩む方は決して少なくありません。チクチクするような違和感や、ズキズキとした強い痛みなど、症状の現れ方や痛みの程度は人それぞれ異なります。しかし、どのような種類の痛みであっても自己判断で放置すると、胸の著しい変形や重篤な感染症を引き起こし、いざ修正手術を受ける際に大掛かりな処置が必要になる危険性が潜んでいます。本記事では、時間が経過してからバストに痛みが生じる主な原因や、症状に気づいたときに取るべき具体的な対処法について詳しくお伝えします。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
どのような豊胸術を受けていたとしても、時間が経過してからバストにトラブルが生じるリスクはゼロではありません。時間の経過とともに体内で起こる変化は様々であり、痛みの種類も原因によって異なります。ここでは、数年後に痛みが出る主な原因を5つに分けて詳しく解説します。
カプセル拘縮は、体内に挿入されたシリコンバッグなどの異物を排除しようとする人間の正常な免疫反応が、過剰に引き起こされることで発生します。バッグの周囲には被膜と呼ばれる薄い組織の膜が自然に形成されますが、この被膜が徐々に厚く硬く収縮してしまう現象がカプセル拘縮です。数年かけてゆっくりと進行することが多く、胸全体が締め付けられるような引きつれ感や、慢性的な鈍痛を伴います。バストに触れるとテニスボールのように硬くなっていることが多く、外見からも不自然な丸みを帯びて見えることがあります。マッサージなどで被膜の硬化を根本的に改善することはできず、硬くなった被膜を切開または除去する外科的なアプローチが必要となります。
体内に入れたシリコンバッグの耐久年数は、一般的に約10年が目安とされています。もちろん10年以上問題なく過ごされる方も多くいますが、経年劣化によってバッグの外殻部分が弱くなり、日常的な動作やうつ伏せなどの物理的な圧力によって破損するケースが存在します。バッグが破れて内部の素材が漏れ出すと、周囲の組織に強い炎症反応を引き起こします。この場合、突然の鋭い痛みや急激なバストの腫れ、熱感などを生じるのが特徴です。漏れ出した内容物がリンパ節などに移動して健康被害を広げる前に、速やかに古いバッグを取り出し、内部を綺麗に洗浄する処置が求められます。
脂肪注入やヒアルロン酸注入、あるいはシリコンバッグの周囲などにカルシウムが沈着し、石のように硬いしこりが形成されることを石灰化と呼びます。特に脂肪注入による豊胸の場合、一度に大量の脂肪を注入して定着しきれなかった脂肪細胞が内部で壊死し、そこを核として石灰化が進むことがよくあります。数年かけて形成された硬いしこりが周囲の末梢神経を圧迫するようになると、身体を動かした際などにピリピリとした痛みや局所的な強い痛みを感じるようになります。しこりの大きさや位置によっては、乳がん検診で行われるマンモグラフィ検査の際に激しい痛みを伴う原因にもなります。
手術の直後ではなく、数年が経過してから突然引き起こされる感染症を遅発性感染と呼びます。加齢や疲労、強いストレスなどで免疫力が低下したタイミングや、胸に軽い外傷を負ったことなどをきっかけに、血流に乗って運ばれてきた微量の細菌がバッグの周囲などで一気に増殖してしまう現象です。ズキズキとした強い痛みとともに、バスト全体が赤く腫れ上がり、熱を持つのが典型的な症状です。抗生物質の点滴や内服によって一時的に炎症を抑えることができる場合もありますが、バッグなどの人工物が入っている限り細菌の温床となりやすいため、最終的にはバッグの抜去が必要になるケースが大半を占めます。
波打ち現象はリップリングとも呼ばれ、挿入したシリコンバッグの縁が波打ってしまい、皮膚の表面に凹凸が浮き出たり触れたりする現象を指します。もともと皮下脂肪が少ない痩せ型の方や、皮膚が薄い方に起こりやすいトラブルです。手術から数年が経過して加齢や体重減少によってバスト周りの脂肪が落ちると、バッグの波打ちがより顕著になります。この波打ったバッグの縁が、皮膚や内側の組織を内側から摩擦するように刺激し、腕を上げたり寝返りを打ったりする動作のたびにチクチクとした痛みや違和感を引き起こします。痛みだけでなく見た目の不自然さも伴うため、より深い層へバッグを入れ替えたり、脂肪注入を併用して組織に厚みを出したりする修正が行われます。
痛みが我慢できる程度の軽度なものであっても、決して様子を見てはいけません。痛みは身体が発している明確な異常のサインです。自己判断で我慢を続けると、取り返しのつかない深刻な事態を招く恐れがあります。ここでは、受診を後回しにすることで生じる具体的なリスクについて解説します。
カプセル拘縮や内部の強い炎症を放置し続けると、バストの形状は著しく崩れていきます。左右で胸の高さや大きさが極端に違ってきたり、ボールを胸に押し込んだような不自然な段差ができたりします。さらに危険なのは、内部の圧力が異常に高まることで血流障害が引き起こされる点です。血液が十分に供給されなくなった皮膚や皮下組織は徐々にダメージを受け、最悪の場合は皮膚が薄くなって破れ中身のバッグが露出してしまったり、組織そのものが壊死してしまったりする危険性があります。壊死した組織は外科的に切り取るしかなく、元のような自然で美しいバストを取り戻すことは極めて困難になります。
遅発性感染によって引き起こされた内部の炎症を放置すると、細菌がバストの周辺組織を破壊しながら増殖を続けます。膿が大量に溜まって激しい痛みを引き起こすだけでなく、放置すれば細菌が血流に乗って全身に回ってしまう敗血症という命に関わる重篤な状態に発展するリスクも否定できません。特に疲労などで免疫力が低下している状態では感染の進行が早いため、少しでも赤みや熱感、痛みを伴う腫れを感じた場合は、一刻も早い医療機関での医学的な介入が不可欠です。
トラブルの初期段階で受診していれば、原因となっているバッグを綺麗に抜去したり、原因となるしこりのみを吸引するなどの軽微な処置で済んだものが、放置したことによって大掛かりな手術を余儀なくされます。周囲の癒着した組織を広範囲にわたって剥離・切除しなければならず、手術時間が長引くことで身体への負担は計り知れません。また、術後の回復期間も長引き、仕事や日常生活への影響も大きくなります。修正手術は癒着や組織の変形を伴うため通常の豊胸手術よりも高度な技術を要し、手術費用も高額になります。結果として、放置することは身体的にも経済的にも非常に大きな代償を払うことにつながります。
もし今、バストに違和感や痛みを感じているのであれば、不安を抱えたまま一人で悩んだり、インターネットの不確かな情報で自己診断したりするのはやめましょう。取り返しのつかない事態を防ぐためには、正しい手順で迅速に行動を起こすことが何よりも重要です。具体的なステップを順を追って解説します。
まずは一刻も早く専門知識を持った医師の診察を受けてください。受診先の第一候補は、実際に手術を受けたクリニックです。当時のカルテがあり、どのような種類のバッグがどの層に挿入されているか、またはどれくらいの量の脂肪を注入したかという正確な記録が残っているため、よりスムーズで正確な診断が可能です。しかし、引っ越しで遠方になってしまったり、当時のクリニックがすでに閉院していたりする場合は、他院での豊胸手術の修正や抜去を専門に受け付けている美容外科や形成外科を探して予約を取ってください。痛みが非常に強い場合や高熱を伴う場合は、乳腺外科を併設している総合病院を受診することも重要な選択肢の一つです。
クリニックを受診したら、医師による触診だけでなく必ず画像検査を受けてください。バストの内部で何が起きているのかは、外側から触るだけでは正確に診断できません。超音波エコー検査は、被曝のリスクもなく手軽に受けられ、被膜の厚さやしこりの有無、少量の液体の貯留などをリアルタイムで確認するのに適しています。さらに詳細な情報が必要な場合は、MRI検査やCT検査が行われます。MRIはシリコンバッグが内部でどのように破損しているか、微細な漏れがないかを発見するのに非常に優れており、CTは石灰化の分布を立体的に正確に把握するのに役立ちます。これらの客観的なデータに基づいて、痛みの根本的な原因を特定します。
画像検査によって痛みの原因が明確に判明したら、医師と相談しながら今後の治療方針を決定します。バッグの明らかな破損や重度なカプセル拘縮、細菌感染が認められる場合は、速やかなバッグの抜去手術が基本となります。抜去と同時に新しいバッグへの入れ替えを希望される方も多いですが、内部の組織が炎症などで強いダメージを受けている場合は、一度バッグを取り出して組織を休ませ、半年ほど期間を空けてから再建手術を行う二期的なアプローチが安全なケースもあります。石灰化のしこりが原因の場合は、神経を圧迫しているしこりだけをエコーで確認しながらピンポイントで切除・吸引する処置が行われます。ご自身の現在のライフスタイルやバストへの希望を医師に率直に伝え、納得のいく安全な修正計画を立ててください。
実際に胸の痛みを抱え、医療機関の受診や修正手術を検討されている方が直面しやすい現実的な疑問について回答します。ご自身の状況と照らし合わせて参考にしてください。
手術を受けたクリニックが存在しない場合は、美容外科クリニックの公式ウェブサイトなどを確認し、他院修正やセカンドオピニオンに注力していると明記されている医療機関を受診してください。その際、エコー検査やMRI検査などの設備が自院に整っているか、あるいは提携する画像診断センターですぐに検査を手配してくれる体制があるクリニックを選ぶことが重要です。受診時は、いつ頃、どのような手術を受けたか(覚えている範囲でバッグの種類や挿入部位、切開した場所など)を時系列でメモして持参すると、医師の診断がよりスムーズかつ正確になります。
はい、痛みが引いたとしても必ず画像検査を受けることを強く推奨します。例えば、シリコンバッグが破損して周囲に炎症が起きた際、身体の防衛反応により一時的に痛みが和らぐことがありますが、破損したバッグ自体が自然治癒することはありません。漏れ出したシリコンが時間をかけて少しずつ周囲の組織に浸透し、静かに肉芽腫という深刻な塊を形成していくリスクがあります。痛みはあくまで一時的な警告サインに過ぎないため、無症状の期間にこそ内部の正確な状態を画像で評価し、水面下で進行しているトラブルがないかを確認する必要があります。
可能です。ただし、胸の内部の状態によって同時に行える治療法は制限されます。感染やひどい炎症が起きていないクリーンな状態であれば、古いバッグを抜去すると同時に、ご自身の太ももやお腹などから採取した脂肪を注入してボリュームを補うコンデンスリッチ豊胸などを併用することが一般的です。これにより、抜去後の急激なしぼみや皮膚のたるみを最小限に抑えることができます。しかし、重度の細菌感染が原因で抜去を行う場合は、同時に脂肪注入や新しいバッグの挿入を行うと新たな感染源となる危険性が極めて高いため、まずは抜去と徹底した洗浄のみを優先し、組織が完全に回復してからバストの再建を行う必要があります。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。


私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.