二重顎の脂肪吸引で失敗を回避するポイントと理想の輪郭を手に入れる方法

本記事は二重顎の脂肪吸引における失敗の原因と回避策を深く掘り下げ理想のフェイスラインを実現するための具体的な手順を解説します。顔周りのもたつきを解消するために脂肪吸引を検討する方は多いですが、術後の仕上がりに対して不安を抱えるケースも少なくありません。吸引不足で変化が乏しかったり、逆に取りすぎて不自然な凹凸が生まれてしまったりと、予期せぬ結果に直面するリスクは少なからず存在します。しかし、事前の医師選びや術後の適切な経過観察、そして自身の骨格や皮膚の状態に合わせた治療計画を立てることで、これらのリスクは大幅に軽減することが可能です。

目次

二重顎の脂肪吸引における主な失敗例と原因

二重顎を解消するための脂肪吸引は、物理的に脂肪細胞の数を減らすことができるため、非常に効果的な治療法として知られています。しかし、患者の骨格や皮膚の弾力、脂肪の付き方などは千差万別であり、画一的な手術を行ってしまうと様々な問題が生じる可能性があります。ここでは、術後にどのような望ましくない状態が起こり得るのか、そしてそれがなぜ起きてしまうのかという根本的な原因について詳しく解説していきます。

変化が乏しい脂肪の取り残しによる吸引不足

二重顎の脂肪吸引を受けたにもかかわらず、術前と比べてほとんど変化が感じられないケースです。せっかく時間と費用をかけて手術を受けたのに、依然として顎下にボリュームが残っていると、大きな不満につながります。この吸引不足の主な原因は、医師が慎重になりすぎて必要な量の脂肪を取り切れなかったことや、事前のデザインの段階でどの部分の脂肪をどれだけ減らすべきかという見極めが甘かったことが挙げられます。

また、顎下には皮下脂肪だけでなく、広頚筋という筋肉の奥にある深い層の脂肪も存在します。脂肪吸引で安全にアプローチできるのは浅い層の皮下脂肪のみであるため、深い層の脂肪や筋肉の厚みが二重顎の主な原因であった場合、表面の脂肪を適切に吸引したとしても、結果的にシャープなフェイスラインにはならず、変化が乏しいと感じてしまうことになります。このような事態を防ぐためには、事前のカウンセリングで自分の顎下のボリュームがどの組織によるものなのかを正確に診断してもらうことが不可欠です。

皮膚の凹凸やコケを生む脂肪の取りすぎによる吸引過多

吸引不足とは対照的に、脂肪を取りすぎてしまうことで引き起こされる失敗もあります。脂肪を限界まで吸引すれば細くなると思い込みがちですが、顔の脂肪は皮膚を滑らかに保つためのクッションのような役割も果たしています。そのため、必要以上に脂肪を取り除いてしまうと、皮膚の下の組織と皮膚が直接癒着を起こしやすくなり、表面に不自然な凹凸が生じてしまいます。

また、顎からエラにかけての脂肪を過剰に吸引すると、頬がこけて見えたり、老けた印象を与えたりすることもあります。この失敗の原因は、医師の技術不足や美的センスの欠如によるものが大半です。均一に脂肪を吸引する技術が伴っていない場合、特定の部位だけが深く削り取られ、段差ができてしまうのです。顔の脂肪吸引は、ただ量を減らすのではなく、どの部分を残して美しい曲線を維持するかが最も重要であり、高度な技術と経験が求められる領域と言えます。

余った皮膚が目立つようになるたるみの発生

脂肪吸引によって顎下のボリュームが減った結果、これまで脂肪によって内側から引き伸ばされていた皮膚が行き場を失い、たるみとして現れるケースです。これは特に、元々皮膚の弾力が低下している方や、吸引する脂肪の量が非常に多かった方に起こりやすい現象です。

年齢とともに皮膚のコラーゲンやエラスチンは減少し、元の形に戻ろうとする力が弱まっていきます。そのため、風船の空気を抜いた時のように、中身の脂肪だけがなくなることで外側の皮膚が余ってしまい、それが重力に従って垂れ下がることで、かえって顎下がもたついた印象を与えてしまいます。このたるみによる失敗を防ぐためには、医師が事前の診察で皮膚の収縮力を正しく評価することが重要です。脂肪吸引単独で対応できるのか、それとも皮膚を引き締める他の施術を併用すべきなのかを適切に判断する診断力が問われます。

骨格や筋肉の差を見落とすことによる左右差

術後にフェイスラインを確認した際、右と左で顎のラインやボリュームに明らかな違いが生じてしまう左右差も、よくある失敗の一つです。人間の顔は、生まれつき骨格や筋肉のつき方、脂肪の蓄積量が完全に左右対称であることはほぼありません。噛み癖や寝る時の姿勢など、日常の習慣によっても左右非対称は生じます。

この元々の非対称性を考慮せずに、左右で全く同じように脂肪を吸引してしまうと、術後に元々の骨格や筋肉の左右差がより際立って見えてしまう結果となります。これを防ぐためには、術前のデザインの段階で、骨格の歪みや咬筋と呼ばれるエラの筋肉の厚み、左右の脂肪の量の違いを綿密に計測し、それぞれで吸引する量やアプローチを変える必要があります。医師がこの微細な調整を怠る、あるいは技術的に再現できない場合に、目立つ左右差が生じてしまいます。

二重顎の脂肪吸引で失敗を防ぎ見極めるための重要ポイント

ここまで解説したような失敗を回避し、自分が思い描く理想のフェイスラインを手に入れるためには、患者側も正しい知識を持ち、慎重に治療を進めていく必要があります。ここでは、術後の不安を解消するための正しい経過の見方や、失敗のリスクを最小限に抑えるための具体的な行動基準について詳しく掘り下げていきます。

術後3ヶ月から6ヶ月は完成を待つ重要な期間

脂肪吸引の術後において最も誤解が生じやすいのが、仕上がりの時期についてです。手術直後や術後1ヶ月程度の段階で、患部が硬くなったり、引きつれるような感覚があったり、表面がボコボコしているように見えたりすることがあります。この時期に失敗したのではないかと強い不安を抱く方が多いですが、これは拘縮と呼ばれる正常な治癒過程の一部です。

脂肪を吸引して空洞になった部分を埋めるために、体の中で組織が修復しようとする反応が起きており、その過程で一時的に組織が硬くなります。この拘縮は通常、術後3週間頃から始まり、3ヶ月から半年程度かけて徐々に柔らかく自然な状態へと落ち着いていきます。したがって、術後数ヶ月の段階で仕上がりを判断するのは時期尚早です。まずはこの期間が過ぎ、組織の修復が完全に終わるのを待つことが、結果を正しく見極めるための第一歩となります。むやみに焦って他の施術を追加したり、自己流のマッサージを過度に行ったりすることは、かえって状態を悪化させる原因となるため避けるべきです。

顔の脂肪吸引や輪郭形成に特化した経験豊富な医師を選ぶ

二重顎の脂肪吸引において、結果を最も大きく左右するのは担当する医師の技術と経験です。失敗やその後の修正手術を防ぐためには、体ではなく顔の脂肪吸引や輪郭形成を専門とし、豊富な実績を持つ医師を選ぶことが不可欠です。顔周りは非常に細かい神経や血管が入り組んでおり、ミリ単位での繊細な吸引技術が求められます。

また、前述したように、患者一人ひとりの骨格、筋肉の厚み、皮膚の弾力、脂肪の付き方を総合的に評価し、脂肪吸引が本当に適応しているのかを見極める高度な診断力が不可欠です。カウンセリングの際には、ただ手術のメリットを語るだけでなく、あなたの骨格や皮膚の状態を触診した上で、どのようなリスクがあるのか、限界はどこにあるのかを客観的に説明してくれる医師を選ぶようにしてください。過去の症例写真を豊富に提示でき、良い結果だけでなく、どのような経過をたどるのかを正直に伝えてくれる医師は信頼に値すると言えます。

皮膚のたるみや骨格が原因の場合は他施術の併用を検討する

顎下のもたつきを解消したいという目的があっても、その原因が脂肪だけではない場合、脂肪吸引単独の治療では限界があります。事前の診断で皮膚のたるみが強いと判断された場合や、顎の骨自体が小さく後退しているためにお肉が余って見えているようなケースでは、他の施術を組み合わせることで理想の仕上がりに近づけることができます。

例えば、皮膚のたるみに対しては、皮下組織を引き上げる糸リフトを脂肪吸引と同時に行うことで、脂肪がなくなった後の皮膚を物理的に持ち上げ、シャープなラインを作ると同時にたるみを予防する効果が期待できます。さらにたるみが重度な場合には、耳の周りの皮膚を切開して余分な皮膚を取り除く切開フェイスリフトが必要になることもあります。また、顎が小さいことが原因の場合は、顎先にヒアルロン酸を注入したり、プロテーゼを挿入したりすることで、顎のラインを前方に立体的に引き出し、二重顎を目立たなくさせるアプローチが有効です。自分の顔の構造を正しく理解し、必要な施術を適切に組み合わせることが、失敗を防ぐ大きな鍵となります。

脂肪吸引の失敗が疑われる場合の修正手術に向けたステップ

術後半年以上の十分な期間が経過し、拘縮などの正常な治癒過程が終わったにもかかわらず、状態が改善しない場合は、何らかの手術的な不具合が生じている可能性が高くなります。どうしても仕上がりに納得がいかず、修正手術を検討せざるを得ない状況になった際に、どのような手順を踏んで解決に向けて行動すべきかを具体的に解説します。

修正手術の実績が豊富なクリニックに相談する

正常な治癒期間を過ぎても、明らかな凹凸や取り残し、左右差などの問題が残存し、失敗だと感じる場合は、修正手術を専門的に行っている、あるいは実績が非常に豊富なクリニックへ相談することが最優先のステップとなります。初回の手術を行ったクリニックで再手術を受けるという選択肢もありますが、同じ医師が行うことで再度同じような結果になるリスクも否定できません。

修正手術は、初回の手術によって組織が癒着し、通常の解剖学的構造が変化している状態で行うため、初回の手術よりもはるかに難易度が高くなります。癒着を丁寧に剥離しながら、取り残された脂肪を均一に吸引したり、逆に凹んでしまった部分に別の部位から採取した脂肪を注入して滑らかに整えたりする高度な技術が要求されます。そのため、修正手術を依頼する医師を探す際は、ウェブサイトやSNSなどで修正手術の症例を多数公開しているか、他院修正の受け入れを積極的に行っているかを徹底的にリサーチしてください。複数のクリニックでカウンセリングを受け、現在の状態をどのように改善できるのか、そのための具体的なアプローチとそれに伴うリスクを最も論理的かつ明確に説明してくれる医師を選ぶことが重要です。

修正手術の最適なタイミングを見極める

修正手術を検討する上で非常に重要なのが、手術を受けるタイミングです。仕上がりに不満があると、一刻も早く直したいという焦りから、術後すぐに別のクリニックに駆け込みたくなる心理は痛いほど分かります。しかし、組織の修復が終わっていない術後数ヶ月以内の段階で再度メスを入れることは、組織に過剰なダメージを与え、取り返しのつかない変形や色素沈着を引き起こす原因となります。

原則として、初回の手術から最低でも半年、できれば1年程度は期間を空け、組織の癒着が完全に落ち着き、患部が柔らかい状態に戻るまで待つ必要があります。この待機期間中は非常に辛いかもしれませんが、安全かつ確実に修正を成功させるための必須条件となります。信頼できる修正専門の医師を見つけたら、まずは現在の状態を診察してもらい、いつのタイミングで修正手術を行うのが組織にとって最も負担が少なく、ベストな結果を生み出せるのかを綿密に相談して計画を立ててください。

二重顎の脂肪吸引や修正手術を検討する際のよくある質問

ここでは、二重顎の脂肪吸引や、万が一の修正手術を具体的に検討する段階で患者様から多く寄せられる、より現実的で個別具体的な疑問について回答していきます。ご自身の状況に照らし合わせて参考にしてください。

修正手術は最初の脂肪吸引からどのくらい期間を空ければ受けられますか

一般的には、初回の手術から最低でも6ヶ月間は期間を空ける必要があります。術後半年間は組織が修復しようとする働きにより、患部が硬くなる拘縮が続いているためです。この硬い組織のまま無理に再手術を行うと、正確なデザインができず、出血のリスクが高まるだけでなく、さらに強固な癒着を引き起こす恐れがあります。状態によっては1年程度の待機を推奨されることもあります。現在の組織の硬さや回復具合は自己判断が難しいため、術後3〜4ヶ月経過した時点で一度、修正実績のある医師の診察を受け、手術可能な時期の目安を立ててもらうことをお勧めします。

脂肪以外のたるみが原因で失敗した場合に糸リフトの追加だけで改善できますか

脂肪吸引後の皮膚の余りによるたるみが生じた場合、軽度から中等度であれば糸リフトを追加することでフェイスラインを引き上げ、改善を見込めるケースは多くあります。しかし、吸引した脂肪の量が非常に多く、皮膚が紙のように薄くペラペラに余ってしまっているような重度のたるみの場合は、糸リフトだけでは皮膚を支えきれず、すぐに後戻りしてしまったり、引きつれが生じたりする限界があります。そのような状況では、余分な皮膚を物理的に切り取る切開フェイスリフトや、皮膚を引き締める強力な高周波機器などを組み合わせるアプローチが必要になることがあります。どの治療法が適応となるかは皮膚の余剰量と弾力に依存するため、医師による直接の診察が不可欠です。

元の骨格による左右差があると言われた場合でも修正手術で対称に近づけられますか

骨格そのものの非対称性が原因である場合、脂肪の吸引量を微調整するだけでは完全な左右対称にすることは困難です。しかし、修正手術における工夫次第で、視覚的に対称に近づけることは十分に可能です。例えば、ボリュームが多い側の脂肪をさらに吸引して減らす一方で、ボリュームが足りない側にはご自身の別の部位から採取した脂肪を注入する脂肪注入を併用することで、左右のバランスを整えます。また、咬筋というエラの筋肉の厚みが左右で異なる場合は、筋肉の働きを弱めるボツリヌストキシン注射を併用することで調整を行うこともあります。骨格を変えずに軟部組織の足し引きでどこまでごまかせるかが、担当医の腕の見せ所となります。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

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日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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