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乳頭縮小手術を検討する上で、将来の授乳への影響や、おっぱいに痛みや腫れが生じる乳腺炎のリスクが気になる方は非常に多いです。本記事では、乳頭縮小における乳管の温存と切除の違い、それぞれの術式がもたらす乳腺炎への影響、そして過去に乳腺炎を経験された方が手術を受けられるかについて詳しく説明します。乳頭縮小 乳腺炎で悩む方は一度ご相談ください。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
乳腺炎とは、おっぱいを作る組織である「乳腺」や、そこから分泌された母乳が通る「乳管」に炎症が起こる病気です。主な原因は、乳管の中に母乳が溜まってしまうこと(うっ滞性乳腺炎)や、乳頭の傷口などから細菌が入り込んで感染すること(化膿性乳腺炎)です。症状としては、乳房の一部が赤く腫れて硬くなり、ズキズキとした強い痛みや、38度以上の高熱を伴うことがあります。特に授乳期の女性に多く見られるトラブルですが、授乳期以外でも乳管の分泌物がうまく排出されないことで発症することがあります。
乳頭縮小手術には、大きく分けて「乳管温存法」と「乳管切除法」の2つのアプローチがあります。どちらを選ぶかによって、術後や将来的な乳腺炎のリスクは大きく異なります。
まず、将来的に妊娠や授乳の希望がある方に選ばれるのが「乳管温存法」です。この方法は、母乳の通り道である乳管を傷つけずに残し、周囲の余分な皮膚や組織だけを刈り取って乳頭を小さくします。乳管が保たれるため、将来的な授乳は可能ですが、手術による傷跡が内部で硬くなる(線維化する)ことで、乳管が少し狭くなったり、引きつれたりすることがあります。そのため、授乳期に入った際に母乳の流れが一時的に悪くなり、結果として乳腺炎を引き起こすリスクがわずかに高まる可能性があります。
一方で、将来授乳をする予定がない方に適しているのが「乳管切除法」です。この術式では、乳頭の高さを根本からしっかりと低くしたり、大幅にサイズを小さくしたりするために、乳管の一部または大部分を切除します。授乳の必要がないため、授乳によるうっ滞性乳腺炎の心配はありません。しかし、おっぱいの分泌物は授乳期以外でも微量に作られているため、出口を失った分泌物が乳頭の内部に溜まり、ごく稀に袋状のしこり(嚢胞)を作ったり、そこから細菌感染を起こして炎症を起こしたりすることがあります。
乳頭縮小手術の後に乳腺炎などのトラブルを防ぐためには、ご自身のライフプランに合わせた最適な術式を選ぶことが極めて重要です。将来少しでも出産や授乳の可能性がある場合は、乳管を傷つけない術式を選択するのが原則です。クリニックの医師に対して、「いつ頃に出産の可能性があるか」「どの程度小さくしたいのか」を明確に伝え、乳管の温存度合いと仕上がりのバランスを十分に相談する必要があります。また、すでに子育てを終えられている方や、将来的に授乳を行わないことが確定している場合は、後戻りのリスクが少なく、デザインの自由度が高い乳管切除法を選択することで、無駄な不安を避けることができます。

術式選びはお一人お一人の将来設計に直結します。少しでも授乳の可能性が残っている場合は、大切な乳管を守る方法を第一に考え、丁寧な治療計画を一緒に立てていきましょう。
過去に乳腺炎になった経験がある方でも、乳頭縮小手術を受けることは十分に可能です。乳腺炎を繰り返した経験があると、「また手術の刺激で炎症が再発するのではないか」と不安になるかもしれませんが、現在すでに炎症が治まっており、乳房に痛みや赤み、熱感などの活動性の症状がなければ手術の障害にはなりません。乳腺炎の既往歴があるからといって、手術自体を諦める必要は全くありませんのでご安心ください。
ただし、過去に重度の乳腺炎を患っていたり、何度も繰り返したりしていた場合、乳頭や乳腺の内部組織に変化が生じていることがあります。強い炎症が起こった場所は、体自身の治癒反応によって内部の組織が硬い結合組織に置き換わることがあり、これをおっぱいの「線維化」と呼びます。内部が硬くなっていると、手術の際に組織が剥がれにくかったり、乳管の走行が見えにくくなったりすることがあります。そのため、手術自体の難易度が少し上がることがあり、経験豊富な医師による繊細な操作が求められます。また、過去の乳腺炎によってすでに一部の乳管が閉塞している場合、手術によってさらに流れが悪くならないよう、より慎重なアプローチが必要となります。
手術を安全に成功させるためには、事前のカウンセリングで過去の乳腺炎の状況をできるだけ詳しく医師に伝えることが欠かせません。「いつ頃に乳腺炎になったか」「何回くらい繰り返したか」「その時の治療法は抗生剤の服用だったか、それとも切開して膿を出したか」といった情報は、医師が手術の難易度や術式を判断する上で非常に貴重な判断材料になります。事前にこれらの情報を共有しておくことで、医師は手術中に硬い組織(瘢痕)に遭遇しても冷静に対処でき、術後の感染リスクを最小限に抑えるための適切な予防策を講じることができます。



過去に乳腺炎を繰り返した経験があっても、事前にその状態を正しく把握し、準備を整えれば安全に手術を行えます。不安な経験こそ、カウンセリングで包み隠さずお話しくださいね。
手術後に乳頭に細菌が入り込み、化膿性乳腺炎などの感染症を引き起こさないためには、術後初期の衛生管理と生活習慣が非常に重要です。手術直後の乳頭は非常に繊細で、小さな傷口が存在しています。医師から指示された消毒や軟膏の塗布をルール通りに行い、患部を清潔に保つようにしてください。また、術後数日間は血流が不安定になっているため、患部を強く圧迫するような補正下着やワイヤー入りのブラジャーの着用は避け、綿素材のゆったりとしたノンワイヤーブラを使用することが推奨されます。さらに、血行が良くなりすぎると腫れや出血の原因となるため、入浴はシャワー程度にとどめ、激しい運動や飲酒は数日間控えるようにしましょう。
乳管温存法で手術を受け、その後に妊娠・出産を経て授乳期を迎えた方は、普段以上におっぱいのセルフチェックを行う習慣をつけましょう。授乳の際は、赤ちゃんにしっかりと乳頭を深くくわえさせ、母乳がスムーズに排出されているかを確認します。もし「乳房の一部にツッパリ感がある」「局所的に硬いしこりのようなものがある」「吸わせてもすっきりしない」といった症状を感じた場合は、母乳の通り道が滞っているサインかもしれません。初期の段階であれば、優しくマッサージを行ったり、赤ちゃんの吸う角度を変えたりすることで解消することがありますが、無理に強い力でおっぱいを絞ると炎症を悪化させるため、早めに母産婦人科や助産院、あるいは手術を受けたクリニックに相談することが大切です。
乳頭縮小手術におけるトラブルを回避し、将来的な乳腺炎のリスクを抑えるための最大のポイントは、クリニック選びにあります。単に「価格が安いから」「家から近いから」という理由だけで選ぶのではなく、形成外科や美容外科の専門的な知識をしっかりと持っており、なおかつ乳房の解剖生理(乳腺や乳管の仕組み)に精通している医師を選ぶことが重要です。カウンセリングの際に、メリットだけでなくリスクや合併症について分かりやすく論理的に説明してくれるか、万が一術後にトラブルが発生した際のアフターケア体制が整っているかを厳しくチェックしてください。信頼できる医師は、患者様一人ひとりの将来のライフプランを尊重し、最適な解決策を提示してくれます。



美しい仕上がりを維持し、術後の健康を守るためには、丁寧な術後ケアと信頼できる医師のサポートが欠かせません。疑問点があれば、どんなに小さなことでも質問してみましょう。
手術後に乳頭やその周辺にしこりを感じた場合、いくつかの原因が考えられます。術後数ヶ月以内であれば、手術の傷跡が治る過程で一時的に組織が硬くなっている(瘢痕組織)可能性が高いです。これは時間の経過とともに徐々に柔らかくなっていきます。しかし、しこりが急に大きくなったり、赤みや熱感、ズキズキとした痛みを伴う場合は、乳管内に分泌物が溜まって軽い炎症を起こしているか、細菌感染が生じている可能性があります。自己判断で強くマッサージしたり潰そうとしたりせず、すぐに手術を受けたクリニックを受診して医師の診察を受けてください。適切な消炎鎮痛剤や抗生剤の処方によって、早期に回復させることが可能です。
乳管切除法は、おっぱいの通り道である乳管を途中で切断し、閉鎖する手術です。そのため、基本的にはこの手術を行った乳房からの授乳はできなくなります。もし片方だけを手術した場合は、もう片方の健康な乳房から授乳することは可能ですが、両方の乳頭で乳管切除を行った場合は、将来的に粉ミルクによる育児を選択することになります。現代の育児において粉ミルクは栄養面でも優れており、十分に健やかな成長を支えることができますが、ご自身の中で「どうしても母乳で育てたい」という強い願いがある場合は、乳管切除法を選択すべきではありません。ご自身の価値観や将来のビジョンをしっかりと整理した上で、決定することが望まれます。
乳頭の形状が原因で乳腺炎を繰り返している場合、手術によって状況が改善することがあります。例えば、乳頭が内側に陥没している「陥没乳頭」や、乳頭が非常に大きく分泌物が溜まりやすい形状をしている場合、そこから細菌が侵入して乳腺炎を誘発しやすくなります。このようなケースでは、乳頭縮小手術や陥没乳頭修正手術を行うことで、乳頭を清潔に保ちやすい形状へと整えることができ、結果として細菌感染による乳腺炎のリスクを低下させる効果が期待できます。ただし、体質的な要因(母乳の分泌量が多すぎる、食事バランスなど)によるうっ滞性乳腺炎の場合は、形状を変えるだけで完全に防ぐことは難しいため、術後も適切な授乳コントロールや生活習慣の改善が必要です。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



