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脂肪豊胸(コンデンスリッチ)

シリコンバッグ豊胸

ハイブリッド豊胸


一度に片胸300ccなどの多量の脂肪を注入する脂肪豊胸は、中心部まで栄養が届かず生着しなかった脂肪が壊死してしこりになるリスクが高まるため注意が必要です。バストアップを目的として脂肪注入による豊胸を検討している方の中には、なるべく多くの量を一度に入れたいと考える方も少なくありません。しかし、自身の組織とはいえ、無理な量をまとめて注入すると石灰化や炎症などのトラブルを引き起こす可能性があります。この記事では、一度の大量注入によってしこりが発生するメカニズムや、放置することの危険性、そして万が一異常を感じた際の適切な検査や治療方法について詳しくお伝えします。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
自身の脂肪を活用してバストアップを図る脂肪豊胸ですが、一度に片胸300ccという多量の脂肪を注入することは、様々なリスクを伴います。しこりが形成されてしまう主な理由について解説します。
注入された脂肪細胞がバストに定着するためには、周囲の毛細血管から十分な酸素と栄養を供給される必要があります。しかし、1箇所にまとめて300ccもの大量の脂肪を入れてしまうと、注入された脂肪の中心部まで血管が伸びず、栄養が行き届きません。その結果、中心部にある脂肪が栄養不足によって壊死してしまい、塊となって残ることでしこりが発生します。
採取した脂肪をそのままバストへ注入すると、血液や水分、さらには老化して機能していない死活細胞などの不純物が多く含まれた状態になります。これらの不純物が混ざり合っていると、健全な脂肪細胞への栄養や酸素の循環が大きく妨げられます。良質な脂肪だけを抽出する処理が不十分なまま多量の脂肪を注入することも、定着率を下げてしこりを引き起こす大きな原因となります。
万が一しこりができてしまった場合、時間が経てば治るかもしれないと放置するのは大変危険です。そのまま状態を放置することで生じる具体的なトラブルについて詳しく見ていきます。
壊死した脂肪細胞が体内に長期間残存し続けると、その周囲にカルシウムが沈着していく現象が起こります。これを石灰化と呼びます。石灰化が進行すると、初期の柔らかいしこりとは異なり、文字通り石のように硬い塊へと変化します。バストの表面から触れても不自然な硬さが分かり、見た目の美しさを損なう原因になります。
壊死した脂肪やしこりに対して、体が異物とみなして免疫反応を起こすことがあります。しこりの内部や周囲の組織で炎症が生じると、ズキズキとした強い痛みを感じたり、常に胸に圧迫感や違和感を覚えたりするようになります。日常生活において衣服が擦れるだけでも不快感が生じるなど、生活の質を大きく低下させる要因となります。
最も注意しなければならないのが、乳がん検診への深刻な影響です。しこり、特に石灰化してしまった組織は、マンモグラフィーなどの画像検査において乳がんの病変と非常に似た影として映し出されることがあります。そのため、本来発見すべき悪性腫瘍を見落としてしまったり、正確な診断を下すための妨げになったりするなど、将来的な健康管理において大きなリスクとなります。
脂肪豊胸の術後に胸のしこりや硬さが気になった場合、慌てずに正しい手順で対処することが大切です。術後1ヶ月から3ヶ月程度は脂肪が定着する過程で一時的に硬くなることがありますが、それ以降も残っているしこりは自然に消滅することはありません。具体的な対処法を解説します。
胸に硬い部分を見つけたとしても、それが本当に異常なしこりなのか、あるいは単なる定着過程の一時的な硬さなのかを自己判断するのは困難です。まずは超音波検査であるエコー検査を受けることが最も重要です。エコー検査を行うことで、しこりの大きさや数、内部が液状なのか石灰化しているのかといった詳細な状態を視覚的に確認でき、その後の適切な治療方針を立てることができます。
エコー検査の結果、しこりが比較的小さい場合や、内部の脂肪がドロドロとした液状に留まっている場合は、体に負担の少ない方法で治療が可能です。皮膚の上から細い注射針を刺し、しこりの内容物を直接吸い出す穿刺吸引という処置を行います。大掛かりな切開を必要としないため、傷跡も目立ちにくく回復も早いのが特徴です。
しこりが大きく成長してしまった場合や、すでにカルシウムが沈着して石灰化して硬くなっている場合は、針で吸い出すことができません。このようなケースでは、原因となっている塊を根本から取り除くための外科手術が必要になります。バストの下部や脇などの目立たない部分を小さく切開し、そこから直接しこりを摘出して除去します。周囲の健康な乳腺組織を傷つけないよう、慎重な処置が求められます。
ここでは、脂肪豊胸後のしこりトラブルに直面した方や、検査・治療を検討している方が抱えやすい現実的な疑問について回答します。
手術を受けたクリニックに行くのが気まずい、または遠方で通えないといった事情がある場合、他院の修正手術や乳腺外来を併設している美容クリニックでもエコー検査や治療の相談は可能です。ただし、豊胸後のしこりの状態を正確に判別するには専門的な知識が必要なため、他院での豊胸トラブルに積極的に対応しており、エコー機器を院内に完備している医療機関を選ぶことを推奨します。
しこりを除去することで、その塊の体積分だけバストのボリュームは減少します。特に大きな石灰化を摘出した場合、除去した部分がへこんで見えたり、左右のバランスが崩れたりするリスクはゼロではありません。そのため、単に除去するだけでなく、形を整えるためにヒアルロン酸注入や改めて良質な脂肪を少量ずつ分散注入するなどの再建治療を同時に提案してくれる医師に相談することが重要です。
術後2ヶ月の段階では、まだ注入した脂肪が定着する過程にあり、一時的な硬さや拘縮が生じているだけの可能性も十分にあります。痛みや赤み、熱感などの明らかな炎症サインがない場合は、術後3ヶ月を目安に様子を見るのが一般的です。しかし、強い痛みがある場合や、明らかに局所的な硬い塊に触れる場合は、内部で炎症や壊死が進行している可能性があるため、次回検診を待たずに早急に担当医へ連絡して診察を受けてください。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。


私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.