脂肪豊胸の後にしこりできた!術後の期間別原因と放置するリスク

脂肪豊胸後 しこり

脂肪豊胸の手術後にしこりができた場合、術後3ヶ月以内なら自然に消える可能性が高いですが、半年以上残る場合は専門の医療機関でのエコー検査と適切な治療が必要です。

せっかく理想のバストを目指して脂肪注入の施術を受けたのに、胸に硬い塊を発見すると不安になり、失敗してしまったのではないかと焦る方も多いでしょう。

本記事では、脂肪豊胸後にしこりが発生する原因や、術後の経過期間ごとの状態、そのままにしておくリスク、そして具体的な除去治療の選択肢について詳しくお伝えします。

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目次

脂肪豊胸後にしこりができる原因

脂肪注入による豊胸術を受けた後、胸の中に硬い塊のようなものを感じることがあります。このしこりは、注入された脂肪がすべて胸の組織として定着するわけではないために起こります。ここでは、しこりが発生するメカニズムや代表的な理由について詳しく見ていきましょう。

注入した脂肪への血流不足と壊死

脂肪豊胸で注入された脂肪細胞が生き残るためには、周囲の毛細血管から酸素や十分な栄養を供給される必要があります。しかし、血流が行き届かなかった脂肪細胞は定着できずに壊死してしまいます。この壊死した脂肪の周囲を被膜が覆うことで、硬い塊となって外から触れるようになります。

一度に大量の脂肪を注入した場合

バストサイズを大きくしたいという希望から、一度の施術で過剰な量の脂肪を注入すると、しこりが発生するリスクが高まります。また、分散させずに一箇所にまとめて塊のように脂肪を入れてしまうと、中心部分まで血管が伸びず、栄養が行き渡らなくなります。その結果、中心部の脂肪が壊死しやすくなり、大きな塊として残ってしまうのです。

不純物が多く混ざった脂肪の注入

採取した脂肪組織の中には、健康な脂肪細胞だけでなく、水分や血液、すでに死んでしまっている細胞などの不純物が含まれています。これらの不純物をしっかり取り除かずに注入してしまうと、胸の内部で炎症を引き起こしやすくなり、しこりの原因となります。質の高い脂肪だけを分離して注入する技術が不十分な場合に発生しやすくなります。

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術後の経過期間で変わるしこりの状態と対処方針

しこりを見つけると慌ててしまうかもしれませんが、手術を受けてからの期間によって、その正体や深刻度は大きく異なります。いつ頃手術を受けたのかを思い返しながら、現在の状態と照らし合わせてみてください。

術後3ヶ月以内のしこりについて

手術からまだ3ヶ月以内であれば、過度に心配する必要はありません。この時期に触れる硬い部分は、脂肪が周囲の組織に定着しようとする過程で一時的に硬くなっているだけの可能性が高いからです。通常は2ヶ月から3ヶ月かけてゆっくりと体内に吸収され、少しずつ本来の胸のような柔らかさに落ち着いていきます。まずは患部をむやみに触ったり強く揉んだりせず、焦らず様子を見るようにしてください。

術後半年から1年以上経過したしこりについて

術後半年から1年以上が経過しているにもかかわらず残っている場合、残念ながら自然に消滅する可能性は非常に低いです。この段階のしこりは、死んでしまった脂肪が溶けてオイル状の液体として袋状に溜まった「オイルシスト」と呼ばれる状態か、カルシウムが沈着して石のように硬くなった「石灰化」を起こしていることが疑われます。自然治癒は見込めないため、医療機関での対応が必要となります。

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しこりを放置するリスクと将来への影響

脂肪豊胸によるしこりは良性のものであるため、発見してすぐに命に関わるような緊急性はありません。しかし、だからといって何年もそのまま放置しておくと、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

痛みや乳房の変形を引き起こす可能性

時間の経過とともにしこりはさらに硬くなり、完全に石灰化したり、周囲の組織が硬く引きつれる「瘢痕化」を起こしたりすることがあります。このような状態になると、普段の生活で胸に痛みを感じるようになったり、しこりが原因で乳房の形が不自然に変形してしまったりする恐れがあります。見た目や触り心地の違和感が強くなる前に、適切な処置を行うことが大切です。

乳がん検診時の判別が難しくなるデメリット

もう一つの大きなリスクは、将来的に乳がん検診を受ける際の支障になることです。マンモグラフィなどの画像診断を行った際、脂肪豊胸による石灰化と、乳がんの初期症状として見られる石灰化の判別が難しくなるケースがあります。正確な診断を妨げる要因になり得るため、将来の健康管理の観点からも放置することは推奨されません。

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しこりが気になるときに検討すべき検査と治療の種類

しこりが術後3ヶ月以上経過しても残っている場合や、徐々に大きくなっている、あるいは痛みがある場合は、絶対に自己判断で放置しないでください。速やかに手術を受けたクリニックや乳腺外科を受診し、現在の状態を正確に把握して治療を検討する必要があります。

エコー検査による正確な状態把握

医療機関を受診すると、まずはエコー検査(超音波検査)が行われます。エコー検査では、しこりの大きさや深さ、内部が液状になっているのか、それとも石のように硬くなっているのかなど、外から触るだけではわからない詳細な状態を正確に調べることができます。この検査結果をもとに、どのような治療法が最も適しているかを医師と相談して決定します。

しこりの状態に合わせた2つの除去治療

治療を行ってしこりを除去する場合、状態によって大きく2つの方法に分かれます。

一つ目は、数ミリ程度の小さなものや、まだ石灰化を起こしていないオイルシストに対して行われる「穿刺吸引」です。エコーでしこりの位置を確認しながら細い針を刺し、内部のオイル状の液体を吸い出します。体への負担が少なく、傷跡が残らないのが大きな特徴です。

二つ目は、サイズが大きい場合や、すでに完全に石灰化して硬くなっている場合に適用される「外科的切除」です。乳輪の周囲や脇のシワなど、傷跡が目立たない場所を小さく切開し、しこりそのものを根本から取り除きます。確実に除去できる反面、切開によるダウンタイムが生じます。

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脂肪豊胸のしこりに関するよくある質問

しこりの治療や診察を実際に検討するにあたり、多くの方が抱く現実的な疑問や不安についてお答えします。

治療でしこりを除去した場合バストのサイズは小さくなりますか

内部のオイルを吸引したり、塊を取り除いたりするため、除去した体積の分だけバストのボリュームはわずかに減少します。ただし、しこりそのものは正常な脂肪組織として機能していない部分であるため、健康なバストの柔らかさを取り戻すためには必要な処置です。大幅なサイズダウンを防ぎつつ見た目の美しさを保つ方法については、診察時に担当医とよく相談することが重要です。

他院で受けた脂肪豊胸のしこりでも治療してもらえますか

多くのクリニックや乳腺外科で、他院での施術後に発生したしこりの診察や治療を受け付けています。執刀した医師に相談しづらい場合や、クリニックが遠方で通えない場合は、エコー検査による画像診断が可能なバスト専門のクリニックや乳腺外科を探して受診してください。その際、いつ頃どのような施術を受けたのかを正確に伝えるとスムーズです。

しこりの除去手術を受けると傷跡は目立ちますか

穿刺吸引の場合は注射針の跡しか残らないため、傷跡はほぼ分かりません。外科的切除が必要な場合でも、医師は乳輪の境目や脇の下のシワなど、色素が濃い部分や自然な皮膚のひだに隠れるように切開線を設計します。術後数ヶ月から半年程度で赤みが引き、最終的には白っぽい細い線になるため、日常生活で目立つことはほとんどありません。

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形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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多くの医師が嫌がる他院修正に強い

修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

海外言語でのご相談も大丈夫です

日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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