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脂肪豊胸(コンデンスリッチ)

シリコンバッグ豊胸

ハイブリッド豊胸


シリコンバッグ豊胸後に胸の上部や下部に不自然な段差ができてしまう原因と、脂肪注入やバッグの入れ替えといった具体的な修正方法について詳しくお伝えします。せっかく理想のバストを目指して豊胸手術を受けたのに、バッグの縁が浮き出たり、胸が二段になったりして、不自然な見た目に悩む方は少なくありません。とくに痩せ型の方や皮下脂肪が少ない方は、胸元が開いた服を着る際や水着になる際に、本来の胸との境目が目立ってしまい不安を感じやすい傾向にあります。本記事では、なぜ胸に段差が生じてしまうのかという物理的なメカニズムから、美しいバストラインを取り戻すための専門的な治療法までをわかりやすく解説していきます。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
段差と一口に言っても、どのように境界線が現れているかによって原因となる現象が異なります。ご自身の胸元に現れている症状がどれに当てはまるのか、まずは現在の状態を正しく把握することが重要です。
胸元の開いた服を着た際に、デコルテ部分に半円状の輪郭がうっすらと浮かび上がってしまう状態です。手で皮膚の表面に触れると、明らかにバッグのフチの感触がわかることもあります。これは、挿入したバッグを覆い隠す役割を果たすご自身の組織が薄い場合に生じやすい現象です。胸の上部はもともと皮下脂肪や乳腺組織が少ない部位であるため、クッションとなる組織が足りず、挿入したバッグの境界線が直接皮膚の表面に現れてしまい、不自然な段差として認識されてしまいます。手術直後は綺麗だったのに、その後のダイエットで体重が落ちた途端に皮下脂肪が減り、段差が目立ち始めるというケースも珍しくありません。
皮膚の表面がさざ波のように凸凹と波打って見える現象です。体を前かがみにした時や、胸の内側の谷間付近から下部にかけて発生しやすく、触るとシワのような感触があります。このリップリング現象は、挿入されているバッグの内部構造と、それを覆う皮膚の薄さが密接に関係しています。内部のシリコンジェルの充填率が低く、中身がパンパンに詰まっていない柔らかいバッグの場合、バッグ自体にシワが寄りやすくなります。そのシワの凹凸が、薄い皮膚を通して外側にダイレクトに透けて見えてしまうことで、波打つような特有の段差を生み出します。
胸を横から見た際や斜めから見た際に、本来の胸のふくらみと挿入したバッグのふくらみが大きくズレてしまい、鏡餅のように二段の段差に見えてしまう状態を指します。豊胸手術では、胸をより大きく見せるためや下垂を改善するために、本来のアンダーバストのライン(乳房下溝)よりも下方向に空間を作り、そこにバッグの底面を収めることがあります。しかし、元々のアンダーバストのクセが強く残っていると、皮膚が元の位置で強く引き込まれてしまい、その下からバッグの最下部が膨らむことで、二重の輪郭が形成されてしまいます。
同じ手術を受けても、段差が全く気にならない方もいれば、境界線がはっきりと出てしまう方もいます。ここでは段差を引き起こす主な要因について、身体的および物理的な観点から深掘りしていきます。
挿入したシリコンバッグを自然に見せるためには、バッグを上から覆い隠すための分厚い布団のようなクッション材が必要です。このクッション材となるのが、ご自身の皮下脂肪や乳腺組織、そして大胸筋などの筋肉です。もともと痩せ型でデコルテの肋骨が浮き出て見えるような方や、極端に皮下脂肪が少ない方の場合は、このクッション材が圧倒的に不足している状態です。そのため、いくら品質が良く触り心地の柔らかい高価なバッグを使用しても、物理的にカバーしきれずにバッグの輪郭がそのまま段差となって現れやすくなります。
ご自身の体の枠組みである胸郭の広さに対して、大きすぎるバッグや底面が広すぎるバッグを無理に挿入した場合も、段差の大きな原因となります。胸の組織が伸ばされる限界を超えて大きな異物が入ると、皮膚が常にピンと張り詰めた状態になり、バッグの縁が極端に強調されます。とくに胸の内側の谷間部分や、脇に近い外側の部分はもともと脂肪が薄いため、胸郭の幅を超えたサイズオーバーのバッグを入れると、不自然な境界線が露呈してしまいます。
シリコンバッグを挿入する深さ(層)には、主に乳腺のすぐ下に入れる方法と、大胸筋という胸の筋肉の下に入れる方法があります。乳腺の下に入れる方法は手術後の痛みが少ない反面、バッグを覆うのが薄い皮膚と乳腺のみになるため、エッジの浮き出しやリップリングが非常に目立ちやすくなります。一方で大胸筋の下に入れる方法は、筋肉の厚みがクッションの役割を果たすため上部の段差は隠れやすいですが、腕を動かす際の筋肉の収縮力がダイレクトにバッグに伝わります。長期的にはその力によってバッグの位置が上下にずれたり、ダブルバブルなどの変形を引き起こしたりするリスクを持っています。
生じてしまった段差や不自然な境界線は、自力でのマッサージや時間の経過で自然に治るものではありません。美しいバストラインを取り戻すためには、現在の胸の状態や原因に合わせた適切な修正手術が必要となります。
現在の胸の大きさや全体の形にはある程度満足しており、デコルテ周辺のバッグの縁や、部分的な波打ちだけが気になる場合に行われるアプローチです。ご自身の太ももやお腹から余分な脂肪を吸引し、不純物を取り除いて純度の高い良質な脂肪に加工した上で、段差が目立つ部分にピンポイントで注入していきます。
この方法は、バッグの挿入位置やカプセルの状態自体には問題がなく、単にバッグを覆う組織の厚みが足りていない方に適しています。すでに入っているシリコンバッグを取り出す必要がないため、胸のボリュームを維持したまま、あるいは少しボリュームアップさせながら自然な見た目を手に入れられるのが最大のメリットです。バッグの入れ替え手術に伴う広範囲の組織剥離がないため、体への負担が少なく、ダウンタイムも比較的短く済みます。
注入した脂肪がすべて胸に定着するわけではなく、体質により一定割合は体に吸収されてしまいます。一度に大量の脂肪を無理に注入すると、血流による栄養が行き渡らずに脂肪細胞が壊死し、しこりになるリスクが高まります。そのため、少量の脂肪を複数の層に分散させながら細かく丁寧に注入する高度な技術が求められます。また、極端な痩せ型の方の場合は、そもそも吸引できる脂肪が十分に確保できないという制限が生じることがあり、事前のカウンセリングで適応を見極める必要があります。
ダブルバブル変形が起きている場合や、明らかなサイズ不適合、あるいは後述するカプセル拘縮という合併症が起きている場合は、現在入っているバッグを取り出し、新しいものに入れ替える手術が必要不可欠です。
現在の体格や胸郭の幅に無理のない、適正なサイズのバッグへと変更します。また、リップリングが強く起きている場合は、内部のシリコンジェルが隙間なく充填されていてシワになりにくい構造のバッグを選択することで、表面の波打ちを劇的に改善することができます。サイズを小さくすることで失われるボリュームに対しては、同時に脂肪注入を併用するハイブリッド修正を行うことで、自然な膨らみと滑らかな手触りを補うことが可能です。
乳腺の下にバッグが入っていて段差が目立っている場合は、大胸筋の下へと層を変更することで厚い筋肉のカバーを利用し、エッジの浮き出しを解消します。また、ダブルバブル変形が起きている場合は、ズレてしまった古い空間を内側から縫合して閉じ、正しい位置に新たな空間を作り直してバッグを収めるという緻密な内部処理が必要になります。胸の上半分は筋肉の下に配置して段差を隠し、下半分は乳腺の下に配置して自然な下垂感を出す手法などを駆使し、理想的なシルエットを再構築します。
カプセル拘縮とは、挿入したバッグを体が異物と認識し、周囲に過剰に分厚い被膜を形成して硬く締め付けてしまう現象です。この被膜が強力に縮む力によって、バッグがボールのように丸く変形したり、上方向へ不自然に押し上げられたりするため、非常に目立つ段差と石のような硬さが生じます。このケースでは、単に新しいバッグに入れ替えるだけでは解決しません。原因となっている硬い被膜をきれいに切除、あるいは細かく切開して空間の広さを正常に戻さなければなりません。被膜の処理を適切に行わずに新しいバッグを入れると、再び拘縮を繰り返して段差が再発してしまうため、非常に専門的な技術を要する修正手術となります。
注入した脂肪の定着率には体質による個人差があるため、一度の手術で完全に満足のいく滑らかさになることもあれば、数ヶ月経過して脂肪が定着・吸収された後に、まだわずかな段差が気になり再注入を検討される方もいらっしゃいます。とくに痩せ型で脂肪が定着しにくい体質の方や、埋めなければならない段差のくぼみが深い場合は、安全性を考慮して初めから二回に分けて注入する計画を立てることもあります。一度に限界を超えた量を注入して無理に段差を埋めようとすると、しこりの原因に直結するため、医師と定着の予測について十分なすり合わせを行うことが大切です。
現在入っている層と同じ層での単純な入れ替えであれば、すでにバッグが入る空間ができあがっているため、初回ほどの強い痛みは出ないことが大半です。しかし、段差を解消するために乳腺下から大胸筋下へと挿入する層を深く変更する場合は、新たに大胸筋という筋肉を骨から剥離して空間を作る処置が必要になります。この場合は、筋肉に対する操作が加わるため、初回の手術で筋肉の下に入れた時と同等、あるいはそれ以上の強い痛みや腕の動かしづらさが数日間生じる可能性があります。ダウンタイム中の仕事の休みや家事のサポート体制については、初回手術時と同様に慎重に計画することをお勧めします。
ご自身の日常生活や見た目の不快感に大きな支障がなければ、修正手術は卒乳後まで待つことを強くお勧めします。妊娠から授乳期にかけては、ホルモンの影響で乳腺組織が大きく発達して胸が強く張り、卒乳後には再び萎縮するという急激な体型変化が起こります。この過程で、胸の皮膚が大きく伸びたり、下垂の度合いが変わったりするため、妊娠前に完璧な位置や形へ修正したとしても、卒乳後に再び段差やズレが生じてしまうリスクが非常に高くなります。将来的な再手術の負担を避けるためにも、胸の皮膚や乳腺の状態が完全に落ち着いてから最終的なバストラインをデザインする方が、結果的に長期的な満足度に繋がります。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。


私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.