シリコン豊胸の摘出を考える方へ!気になる手術時間・ダウンタイム・費用を解説

シリコン豊胸後にバストの硬さや形の変化が気になり始めたら、健康と美しさを守るためにシリコンバッグの摘出を検討する大切なタイミングです。

本記事では、バッグ除去が必要になる具体的な原因から、手術時間、麻酔の種類、気になるダウンタイムの経過や費用相場までを分かりやすく整理しました。

シリコン豊胸 摘出で悩む方は一度ご相談ください。

目次

シリコン豊胸後にバッグの摘出が必要になる主な理由

カプセル拘縮によるバストの硬化や変形

シリコンバッグは体にとって異物であるため、挿入されると体の防御反応としてバッグの周囲に被膜と呼ばれる薄い膜が形成されます。これは誰にでも起こる正常な反応ですが、何らかの原因でこの被膜が異常に厚くなり、バッグをギューッと強く締め付けてしまう現象をカプセル拘縮と呼びます。

カプセル拘縮が進行すると、バストがテニスボールのようにカチカチに硬くなったり、不自然に丸く盛り上がって変形したり、場合によっては強い痛みを伴うことがあります。このようにバストの触感や見た目が明らかに不自然になった場合は、被膜を和らげる処置やバッグの摘出が必要になります。

シリコンバッグの経年劣化や破損

シリコンバッグは非常に頑丈に作られていますが、日々の生活の中での摩擦や不意な圧力、経年劣化によって破損することがあります。バッグが破損すると、中のシリコンゲルが漏れ出し、バストの形が急に変わったり、左右で大きさに差が出たりします。

また、漏れ出したゲルが周囲の組織に炎症を引き起こすこともあるため、破損が疑われる場合は速やかに摘出しなければなりません。最近のバッグは破損しても中身が飛び散りにくいコヒーシブシリコンなどが使われていますが、放置すると健康被害につながるリスクがあるため早期の対応が求められます。

10年を目安とした寿命や将来的な体型の変化

一般的にシリコンバッグの寿命は約10年から15年程度と言われています。技術の進歩により半永久的と謳われる製品も登場していますが、人工物である以上、時間とともに少しずつ劣化していきます。

また、年齢を重ねるにつれて自身の皮膚や乳腺が薄くなり、若い頃に入れたシリコンバッグの輪郭が浮き出て不自然に見えるようになることもあります。このように、製品の物理的な寿命だけでなく、ご自身の加齢や体型の変化に伴う見た目の違和感を解消するために摘出を選ぶ方も少なくありません。

豊胸バッグの不調は、見た目だけでなく体調不良に繋がることもあります。少しでも違和感を覚えたら、我慢せずに早めの受診を心がけましょう。

シリコン豊胸の摘出手術における時間と麻酔の種類

手術時間の目安と具体的な流れ

シリコンバッグの摘出手術にかかる時間は、バッグの状態や癒着の度合いによって異なりますが、一般的には片胸につき30分から1時間程度、両胸あわせて1時間から2時間程度が目安です。

手術は、以前にバッグを挿入した際と同じ切開線(多くの場合は脇の下や乳房の下のライン)を再び切開して行われます。医師は周囲の組織を傷つけないよう慎重にバッグの周囲にスペースを確保し、バッグを取り出します。カプセル拘縮がひどい場合やバッグが破損している場合は、漏れ出たゲルの洗浄や分厚くなった被膜の除去も同時に行うため、通常よりも少し時間がかかることがあります。

痛みを抑えて安心して受けられる麻酔の選択肢

摘出手術の際は、患者様が痛みや不安を感じることなくリラックスして治療を受けられるよう、適切な麻酔が使用されます。一般的には静脈麻酔や全身麻酔が選択されることが多いです。

静脈麻酔は点滴から眠くなる薬を注入し、うとうとと眠っている間に手術が終わるため、体への負担が比較的少なく人気があります。一方、カプセル拘縮の症状が重く、被膜の完全な切除が必要な難易度の高いケースや、大胸筋の下にバッグが入っている場合などは、完全に意識と痛みを消失させる全身麻酔が適しています。カウンセリング時に医師と相談し、最適な麻酔法を決定します。

腋窩からのアプローチによる傷跡への配慮

多くのクリニックでは、バストに新たな傷を作らないよう、以前シリコンバッグを挿入した際と同じ腋窩(脇の下)のシワに沿った切開線を再利用します。脇の下のシワに重ねて切開するため、術後数ヶ月が経過すれば傷跡はシワに馴染んでほとんど目立たなくなります。

ただし、バッグの周囲が激しく石灰化している場合や、組織との強い癒着がみられる特別なケースでは、確実かつ安全な摘出を行うために乳房下溝(胸の下のライン)からのアプローチを提案されることもあります。どちらの方法をとる場合も、可能な限り目立たない位置で細かく縫合する技術が施されます。

再手術の傷跡を最小限に抑えるには、経験豊富な医師の丁寧な縫合技術が欠かせません。事前のカウンセリングで傷跡の位置をしっかり確認しておきましょう。

摘出手術後のダウンタイムと日常生活での過ごし方

術後に現れやすい痛みや腫れの経過

シリコンバッグを摘出した後のダウンタイムは、豊胸時と比べると比較的軽いことが多いです。手術後2日から3日をピークに、バスト全体に筋肉痛のような痛みや鈍痛が生じますが、処方される痛み止めを内服することで十分にコントロールできる範囲です。

腫れや内出血、むくみは術後1週間から2週間ほどで徐々に落ち着いていきます。バッグを挿入した時のような強い突っ張り感や、大胸筋を動かした時の激しい痛みは少ないですが、術後は医師から処方された抗生剤や消炎鎮痛剤を指示通りに服用し、安静に過ごすことが回復を早めるポイントです。

日常生活や仕事への復帰タイミング

術後の仕事復帰については、デスクワークであれば手術の翌日または翌々日から再開可能です。ただし、腕を大きく上に伸ばしたり、重い荷物を持ったりする動作はバストに負担をかけるため、術後1週間程度は避けてください。

力仕事や美容師、看護師など、体を頻繁に動かす職業の場合は、念のため3日から5日程度の休みを確保しておくと安心です。入浴は、シャワーのみであれば手術の翌日または翌々日から可能となりますが、湯船に浸かる入浴は傷口の感染を防ぐために1週間から10日ほど控える必要があります。

術後のバストをきれいに保つためのアフターケア

バッグを取り出した後のバストは、急激にボリュームが失われるため、一時的に皮膚がたるんだり、しぼんだように見えたりすることがあります。これを防ぎ、皮膚が元の位置にきれいにフィットするのを促すために、術後数週間は専用のバストバンドやサポートブラで胸元を優しく固定・圧迫します。

また、傷口が完全に塞がった後は、紫外線による色素沈着を防ぐために遮光テープを貼るなどのケアを行うと、より早く傷跡が薄くなります。激しいスポーツや飲酒、喫煙は血流を促して腫れを長引かせる原因になるため、術後2週間から1ヶ月は控えるように指導されます。

術後の固定はバストを美しい位置に落ち着かせるためにとても重要です。窮屈に感じることもありますが、医師の指示を守って着用を続けましょう。

シリコンバッグ摘出手術の費用相場と追加料金の注意点

単純なバッグ除去手術にかかる基本料金の相場

シリコンバッグを単に摘出(除去)するだけの手術の場合、一般的な美容クリニックでの費用相場は約15万円から30万円程度となっています。ただし、これは純粋なバッグの抜去のみの基本手術費用であることが多く、受けるクリニックやバッグが挿入されている階層(乳腺下なのか、大胸筋下なのか)によっても価格設定が前後します。

他院で入れたバッグの摘出を行う他院修正の場合は、自院での手術に比べて基本料金がやや割高になるケースが多いため、あらかじめ見積もりを確認しておくことが重要です。

カプセル除去や麻酔代などの追加費用

バッグ除去の基本費用だけで総額が決まるわけではない点に注意が必要です。カプセル拘縮が起きている場合、硬くなった被膜を一緒に剥がして摘出するカプセル被膜切除費用が別途で5万円から15万円ほど追加されることがあります。

さらに、手術中に使用する麻酔代(静脈麻酔や全身麻酔)として、約5万円から10万円程度が加算されるのが一般的です。そのほか、術前検査代、処方薬代、術後の固定用バンドの購入費などがかかることもあるため、必ず全てを含んだ総額での見積もりを出してもらいましょう。

抜去と同時に脂肪注入を行う場合の費用

シリコンバッグを抜くと胸が以前よりも小さくなったり、皮膚が余ってたるんでしまったりすることがあります。このバストのボリューム低下を防ぐために、バッグを摘出すると同時にご自身の脂肪を胸に移植する脂肪注入豊胸(バッグ抜去同時脂肪注入)を選択する方が非常に増えています。

この場合、バッグ除去費用に加えて脂肪吸引および脂肪注入の費用がかかるため、総額の相場は80万円から150万円程度と高額になります。しかし、バッグを抜いたショックを感じることなく、自然でふっくらとしたバストを維持できるため、非常に満足度の高い施術となっています。

見積もりを見るときは、麻酔代やアフターケア代、万が一の際の保証費用が含まれているかを細かく確認し、予算のミスマッチを防ぎましょう。

シリコン豊胸の摘出に関するよくある質問

シリコンバッグを摘出すると胸は元の形に戻りますか?

シリコンバッグを抜いた後のバストは、多くの場合、豊胸手術を受ける前の元の大きさに戻ります。しかし、長期間にわたって大きなシリコンバッグが入っていた場合、バッグの重みで自身の乳腺組織や脂肪が萎縮して薄くなっていることがあり、以前よりも胸が小さく、しぼんだように感じられることがあります。

また、皮膚が伸びてしまっているために、一時的に下垂(たるみ)が生じることもあります。こうしたボリューム低下や型崩れを防ぎたい場合は、バッグ抜去と同時に脂肪注入を行う方法や、一回り小さな最新のバッグへ入れ替える方法が推奨されます。

摘出後の皮膚にたるみやしわができることはありますか?

大きなシリコンバッグを急に除去すると、風船がしぼむように皮膚が余ってしまい、たるみやシワが目立つようになることがあります。特に、バッグを10年以上挿入していた方や、年齢とともに皮膚の弾力が低下している方の場合は、余った皮膚が自然に引き締まるまでに時間がかかる傾向にあります。

数ヶ月から半年程度かけて、皮膚はある程度元の状態に縮んでフィットしていきますが、たるみを完全に防ぎたい場合や、ハリのあるバストをキープしたい場合は、空いたスペースに脂肪注入をして内側から適度なボリュームを補うのが最も効果的です。

抜去と同時に新しいバッグへ入れ替えることは可能ですか?

はい、古いバッグを取り出すのと同時に、新しいシリコンバッグへ入れ替える手術(バッグの入れ替え)は十分に可能です。現在では、従来のバッグよりも耐久性や触感が大幅に向上した最新のインプラントが多数開発されています。

カプセル拘縮などの大きなトラブルや感染症が起きていない健康な状態であれば、同じ切開口から古いバッグを抜き、すぐに新しいバッグを挿入することができます。ただし、重度の感染が起きている場合や、カプセル拘縮が著しく周囲の組織に炎症がある場合は、一度バッグを摘出して数ヶ月間組織を休ませてから、改めて新しいバッグを挿入する分割手術が必要になる場合もあります。

摘出手術を受けることで乳がん検診は受けやすくなりますか?

シリコンバッグが挿入されている状態でも、超音波検査による乳がん検診は可能ですが、マンモグラフィー検査についてはバッグが破損するリスクがあるため断られてしまうケースが多々あります。

シリコンバッグを完全に摘出すれば、バッグ破損の心配がなくなるため、マンモグラフィーを含めたすべての乳がん検診を通常通りスムーズに受けられるようになります。将来の健康管理や、定期的ながん検診をストレスなく、より正確に受けたいという理由から、バッグの除去や脂肪注入への切り替えを決断される方も少なくありません。

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形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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多くの医師が嫌がる他院修正に強い

修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

海外言語でのご相談も大丈夫です

日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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