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脇の下が痛む原因として考えられる副乳の仕組みと、時期に応じた適切な対処法についてわかりやすく解説します。
脇の下にぽっこりとした膨らみやしこりがあり、生理前や妊娠中に痛みが強くなると、何か重大な病気ではないかと不安になりますよね。実はその正体は副乳と呼ばれる、生まれつき存在する乳腺組織の一部であるケースが多いです。女性の体はライフステージや生理周期によってホルモンバランスが変化するため、通常の胸だけでなく脇の下の乳腺も同じように刺激されて痛みや腫れを引き起こします。本記事では、女性ホルモンの変化によって脇に痛みが生じるメカニズムや、不快な症状を和らげるための具体的なセルフケア方法を丁寧にご紹介します。もし、副乳 脇 痛いで悩む方は一度ご相談ください。
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人間はお腹の中にいる胎児の時期に、脇の下から足の付け根にかけて、まるで犬や猫のように左右に一列の乳腺の元となるライン(乳腺堤)が形成されます。通常、成長するにつれて胸の一対だけが発達し、それ以外の乳腺組織は退化して自然に消えていきます。しかし、この退化が完全に行われず、脇の下などのライン上に乳腺の一部が残ってしまうことがあります。これが副乳と呼ばれるものです。生まれつき持っている体の特徴であり、病気ではありません。
副乳を持つ人は女性全体の約1%から6%程度存在すると言われており、決して珍しいことではありません。普段は平坦であったり、少しぽっちゃりとした脂肪の塊のように見えたりするため、年齢を重ねるまで気づかないケースも多々あります。
副乳の見た目には個人差があり、いくつかのタイプに分かれます。小さな乳頭(乳首)や乳輪まで伴っている分かりやすいタイプもあれば、乳頭がなく、ただ脇の下がぽっこりと膨らんでいるだけのタイプもあります。後者の場合は、一見すると単なる脂肪のたるみのように思えるため、生理や妊娠などをきっかけに痛みや張りを感じて初めて副乳であると自覚する人が多いのが特徴です。

脇のぷにぷにとした膨らみは太ったせいではなく、副乳という乳腺組織であることがほとんどです。まずは自分の体の個性として優しく受け止め、異変がないか観察してみましょう。
女性は生理周期に合わせて、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンが分泌されます。特に生理前には、妊娠に備えて乳腺を発達させるためにこれらのホルモンが急激に増加します。
副乳には通常の胸と同じように乳腺組織が存在するため、このホルモンの影響をダイレクトに受けてしまいます。そのため、生理前になると通常の乳房が張るのと同時に、脇の下の副乳も大きく膨らみ、チクチクとした痛みや張るような不快感が生じるのです。生理が始まるとホルモンの分泌が低下するため、多くの場合は痛みが自然と治まっていきます。
妊娠や出産は、女性の体にとってホルモンバランスが最もドラスティックに変化する時期です。妊娠中から出産後にかけて、母乳を作るためのプロラクチンというホルモンなどの働きにより、乳腺組織が急激に発達します。
これに伴い、脇の下の副乳にある乳腺も非常に活発に働き始めます。出産から数日経つと本格的に母乳の製造が始まるため、脇の下がゴルフボール大からそれ以上の大きさにまで膨れ上がり、熱感や強い痛みを引き起こすことがあります。母乳の分泌量と赤ちゃんが飲む量のバランスが整ってくるにつれて徐々に痛みは落ち着きますが、授乳期を通じて慢性的に脇の下に痛みや違和感を覚える女性は少なくありません。
更年期を迎えると、閉経に向けて女性ホルモンの分泌量が急激に減少していきます。この時期はホルモンバランスが非常に不安定になり、自律神経の乱れを伴うことも多いため、乳腺が一時的に過敏になることがあります。
これまで生理前でもそれほど気にならなかった副乳が、更年期のホルモンバランスの乱れによって突然張りを感じたり、ズキズキと痛んだりすることがあります。閉経を完全に迎えると、乳腺組織自体が脂肪に置き換わって萎縮していくため、こうしたホルモンに由来する副乳の痛みは自然に解消されることが一般的です。



女性ホルモンの波に連動して脇が痛むのは、副乳が正常に機能している証拠でもあります。痛む時期をカレンダーに記録しておくと、自分の痛みのパターンを把握しやすくなりますよ。
副乳の痛みが強く、熱を帯びているように感じるときは、患部を冷やすことが最も簡単で効果的な対処法です。冷やすことで周囲の血管が収縮し、乳腺の腫れや血流の滞りが一時的に抑えられるため、痛みが和らぎやすくなります。
具体的な方法としては、アイスパックや保冷剤、氷水を注いだビニール袋などを、必ず薄手のタオルやガーゼなどで包んでから、脇の下の痛む部分に10分から15分ほど当ててください。肌に直接冷たいものを当てすぎると、低温やけどや皮膚への刺激となるため注意が必要です。また、冷やしすぎは全身の血行不良につながるため、心地よいと感じる範囲で行うようにしましょう。
脇の下に痛みやしこりのような違和感があると、気になって何度も触ったり、揉みほぐそうとしたりしてしまいがちです。しかし、痛む副乳を過度に触ることは逆効果になります。
乳腺組織は非常にデリケートなため、強い刺激を与えることで炎症がさらに悪化し、痛みが強くなってしまうことがあります。特に、授乳期などに無理に脇を揉みほぐすと、乳腺組織を傷つけてしまい、強い炎症を招く恐れがあります。痛むときは、なるべく触れずにそっとしておくのが鉄則です。
ワイヤー入りのブラジャーや、脇のホールド力が高い補正下着などを着用していると、痛んでいる副乳を圧迫してしまいます。物理的な圧迫は痛みを増強させるだけでなく、血流やリンパの流れを阻害し、副乳の張りや痛みを長引かせる原因になります。
副乳が痛む時期は、ワイヤーのないハーフトップやカップ付きキャミソール、スポーツブラなど、脇の下の締め付けが少ない下着を選ぶことをおすすめします。また、衣類の縫い目やレースが擦れるだけでも刺激になるため、肌触りが柔らかいオーガニックコットンなどの素材を選ぶと、脇の下への負担を減らすことができます。



脇が痛むときは、つい揉んでほぐしたくなりますが、冷やして静かに休ませるのが基本です。下着をゆったりとしたものに変えるだけでも、驚くほど痛みが楽になりますよ。
通常の胸にある乳腺であれば、作られた母乳は乳頭から外へ排出されます。しかし、副乳の場合は、乳頭が退化して無くなっている乳腺組織のみのタイプが非常に多いです。
この場合、産後にプロラクチンの影響で副乳の乳腺が一生懸命母乳を作ろうとしても、それを外へ排出するための出口が存在しません。そのため、作られた母乳が副乳の内部に溜まり続けてしまい、激しく腫れ上がる副乳うっ滞という状態に陥ります。出口のない組織の中で圧力が急激に高まるため、脇の下が大きく硬く腫れ上がり、強い熱感や、ズキズキとした激しい痛みを伴うようになります。
副乳うっ滞が起きている時期は、非常に辛いものですが、正しいケアと授乳方法の工夫によって症状を緩和していくことができます。
授乳中に脇の下の張りを和らげるためには、赤ちゃんの抱き方を工夫することが効果的です。いつも同じ抱き方で授乳していると、特定の乳管だけから母乳が消費され、脇に近い外側の乳腺に母乳が残りやすくなります。
そこで、通常の横抱きだけでなく、赤ちゃんを脇に抱え込むようにして飲ませるフットボール抱きや、赤ちゃんを縦に抱く縦抱きなどを取り入れてみましょう。吸われる角度が変わることで、脇の下周辺の乳腺からの母乳の排出が促進され、胸全体の張りが軽くなると同時に、隣り合う副乳への圧迫感やうっ滞の痛みも緩和されやすくなります。
脇の下が痛いからといって、無理に母乳を搾り出そうとするのは避けましょう。特に副乳は出口がないため、いくら通常の胸を搾っても副乳自体から母乳を直接出すことは困難です。また、通常の胸から必要以上に搾乳を繰り返してしまうと、体はもっと母乳が必要なのだと判断してさらに母乳の生産を促してしまいます。
これによって副乳うっ滞がさらに悪化し、痛みのループから抜け出せなくなる原因となります。どうしても張りが強くて辛いときは、通常の胸を少し楽になる程度に優しく手で圧を抜くように搾るに留め、副乳部分は冷やして活動を抑え、体内の水分として自然に吸収されるのを待つのが適切です。



副乳うっ滞は産後数日から1週間ほどがピークで、母乳の生産量が落ち着くにつれて自然と楽になります。搾りすぎず、冷やしながらこの時期を優しく乗り切りましょう。
脇の下には、体の中に侵入した細菌やウイルスなどの異物と戦う腋窩リンパ節という重要な免疫器官が存在します。風邪やインフルエンザ、その他の感染症、あるいは二の腕や手のケガによって細菌が侵入すると、このリンパ節が防御反応として急激に腫れ上がり、痛みを引き起こすことがあります。
副乳の痛みと非常に混同しやすいですが、リンパ節の腫れの場合は、触るとコリコリとした境界のはっきりしたしこりのように感じられ、感染症の症状である発熱や全身のだるさを伴うことが多いのが特徴です。
脇の下は汗をかきやすく、衣服との摩擦も多いため、皮膚トラブルが発生しやすい場所です。毛穴の奥に細菌が入り込んで炎症を起こす毛嚢炎や、皮膚の下に袋状の組織ができてその中に角質などの老廃物が溜まる粉瘤などが原因で痛みが生じることがあります。
これらは押すと痛い、表面が赤く腫れている、中央に黒いポツポツとした穴が見える、化膿して膿が出るといった特徴があります。こうした皮膚のトラブルは、乳腺組織である副乳の痛みとは異なり、主に皮膚の表面に近い部分に痛みが発生します。
非常に稀ではありますが、副乳にも通常の胸と同じ乳腺組織が存在するため、副乳そのものに乳がん(副乳がん)や、良性の乳腺腫瘍が発生する可能性がゼロではありません。副乳がんは全乳がんのうちのごくわずかな割合(約0.2%から0.6%程度)とされていますが、軽視はできません。
もし脇の下のしこりが生理周期に関係なくずっと硬いまま残っている、あるいは徐々に大きくなっている、触っても動かず皮膚が引きつれているように見えるといった特徴がある場合は、注意が必要です。不安を感じる場合は、放置せずに早めに専門の医療機関を受診しましょう。



脇の痛みには副乳以外にも、リンパや皮膚のトラブル、稀に乳腺の病気が隠れていることがあります。痛みが何週間も長引く場合は、一度専門医に相談するのが安心です。
副乳と思われる脇の痛みや腫れが気になる場合は、まずは乳腺外科や乳腺科を受診することをおすすめします。乳腺の専門医であれば、超音波検査やマンモグラフィを用いて、痛みの原因が副乳の乳腺組織によるものなのか、あるいは通常の胸の乳腺疾患が影響しているのかを的確に診断できます。
もし、妊娠中や産後の授乳期における痛みであれば、かかりつけの産婦人科や母乳外来で助産師に相談するのも良い選択肢です。また、痛みの原因が皮膚の赤みや化膿によるものである場合は皮膚科を、副乳の形やふくらみそのものの切除を検討したい場合は形成外科が適しています。
副乳は病気ではないため、基本的に健康上の問題がなければ治療の必要はありません。しかし、生理のたびに強い痛みが生じる場合や、夏場に脇のふくらみが目立ってノースリーブが着られないといった美容上の悩みがある場合は、手術によって完全に切除することが可能です。
治療法としては、形成外科などで副乳切除術と呼ばれる外科手術を行います。脇の下のシワに沿って目立たないように切開し、内部の乳腺組織や余分な皮膚、脂肪を取り除きます。症状が強く、日常生活に著しい支障をきたしていると判断される場合は保険適用となることもありますが、美容目的での手術は自由診療となるのが一般的です。手術を検討する際は、医師とメリットや費用についてよく相談してください。
副乳の痛みや張りは両側に現れることが多いですが、片側だけが極端に痛む、あるいは片側にしかふくらみがないというケースも決して異常ではありません。副乳の大きさや乳腺組織の量には左右で個人差があるため、片側だけが大きく発達していることがあります。
ただし、片側だけに石のように硬いしこりがある、しこりが日に日に大きくなっている、あるいは皮膚に赤みや熱感が強く触ると激痛が走る、といった症状がある場合は、単純な生理的な副乳の張りではなく、局所的な炎症(乳腺炎)や別の病気が潜んでいる可能性があります。いつもと違う強い痛みが片側だけにあるときは、早めの医療機関への受診を心がけましょう。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
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バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



