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脇の下にできるぷっくりとした膨らみは副乳と呼ばれ、上半身を実際よりもがっちりと太って見せる原因になりますが、原因に合わせたアプローチを行うことで引き締まった美しいラインを取り戻すことができます。
ノースリーブの服やタイトなトップスを着たときに、脇の下からお肉がはみ出してしまい、上半身ががっちりして見えるとお悩みの方は少なくありません。ダイエットをして体重を落としても、なぜか脇の下のぷにぷにとしたお肉だけが減らず、おしゃれを心から楽しめないという声もよく聞かれます。
実は、この盛り上がりの正体は単なる脂肪ではなく、本来胸にあるはずの乳腺組織が脇の下に残ってしまった副乳である可能性が高いのです。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
副乳があることで、なぜここまで上半身が太って見えてしまうのでしょうか。その理由は、脇の下に不要な膨らみができることで、肩回りの横幅が実物以上に広く強調されてしまうからです。本来であれば、首から肩、そして二の腕にかけてはすっきりとしたなだらかなラインを描くのが理想的です。しかし、脇の下がぷっくりと盛り上がっていると、視線がそこに集中し、上半身全体ががっちりとした、たくましい印象を与えてしまいます。特に、横から見たときに体の厚みが増して見えるため、実際よりも体重が重く見えたり、太って見えたりする原因になります。お気に入りの洋服を着ても、脇の下に不自然な段差ができてしまうため、タイトな服やノースリーブを避けるようになってしまう方も少なくありません。
食事制限やランニング、筋トレなどを一生懸命に頑張っても、脇の下のお肉だけが全く変化しないという経験をしたことはありませんか。実はその原因は、副乳の中に脂肪だけでなく乳腺組織が含まれているからです。乳腺組織は、授乳期などに母乳を作るための特別な組織であり、一般的な皮下脂肪とは根本的に性質が異なります。そのため、ダイエットによって全身の体脂肪を減らすことはできても、乳腺組織そのものを縮小させることは非常に難しいのです。どれだけ痩せても脇の下の膨らみだけがぽつんと残ってしまうため、上半身のバランスが崩れ、がっちりした体型に見え続けてしまうというジレンマに陥りやすくなります。
姿勢の悪さも、副乳をより目立たせ、太って見える原因を悪化させる大きな要因です。スマートフォンやパソコンを長時間使用することで、現代人は猫背や巻き肩になりがちです。肩が内側に入り込む姿勢が定着すると、胸の筋肉である大胸筋が縮こまり、脇の下周辺の皮膚や脂肪が前方へ押し出されてしまいます。これにより、本来であれば目立たないはずの小さな副乳や脂肪がギュッと押し潰され、前方に大きく突出して見えるようになります。また、姿勢が悪いと脇周辺の血液やリンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が溜まってむくみが生じるため、さらに上半身のがっちり感が強まってしまいます。

脇のハミ肉は、ダイエットだけで解決するのが難しい厄介な部分です。まずは太って見える原因が、乳腺なのか姿勢なのかを整理しましょう。
本物の副乳とは、人類が進化する過程で退化しきれなかった乳腺組織が、脇の下などの本来とは違う場所に残ってしまった状態を指します。これを見分ける最大のポイントは、女性ホルモンの影響を受けるかどうかです。生理の前になると胸が張ったり痛んだりするのと同様に、脇の下の膨らみが硬くなったり、チクチクとした痛みを感じたりする場合は、本物の副乳である可能性が極めて高いと言えます。また、妊娠や出産のタイミングで、脇の下の膨らみが明らかに大きくなったり、場合によっては母乳のような液体(副乳汁)が分泌されたりすることもあります。これらは乳腺組織が正常に機能している証拠であり、ホルモンバランスの変動によってサイズや痛みが変化するのが大きな特徴です。
一方で、ホルモンバランスによる変化が全くなく、単に脂肪や皮膚がたるんで盛り上がっている状態は、偽副乳やハミ肉と呼ばれます。この偽副乳の主な原因は、体型に合っていないブラジャーを着用し続けていることです。カップが小さすぎるブラジャーを無理に着けていると、バストの脂肪が脇や背中へと押し流されてしまいます。この流れた脂肪が毎日蓄積されることで、脇の下に定着し、まるで副乳があるかのようにぷっくりと膨らんでしまうのです。さらに、運動不足による筋肉の衰えや、加齢による皮膚のたるみが重なると、脂肪を支えきれなくなり、上半身がよりがっちりと太って見える原因になります。
自分がどちらのタイプなのかを簡易的に見極めるために、脇の下を優しく触ってセルフチェックをしてみましょう。偽副乳、つまり単なる脂肪の場合は、触ったときに柔らかく、指でつまむとフニフニとした弾力があります。一方で、本物の副乳の場合は、脂肪の奥に少しコリコリとした硬い組織(しこりのような乳腺)を感じることがあります。また、脇の下だけでなく、よく見ると小さな乳頭(ホクロのように見えるもの)がポツンと存在している場合もあります。生理周期に合わせて触ったときの硬さや痛みが変化するようであれば、本物の副乳と判断してよいでしょう。



痛みや張りの変化があるなら本物の副乳、柔らかい脂肪だけならハミ肉の可能性大。まずは触ってみて感触をチェックしてみてくださいね。
偽副乳やハミ肉が原因で太って見える場合、最も効果的な対策は、毎日の下着の選び方と着け方を見直すことです。ブラジャーを購入する際は、必ず専門のスタッフに採寸してもらい、自分の現在のバストサイズに合ったものを選びましょう。特に、脇高設計やサイドボーンがしっかりと入ったタイプのブラジャーは、脇に流れてしまったお肉をキャッチして本来のバスト位置へと戻す力が強いためおすすめです。着用する際は、前かがみの姿勢になり、脇や背中の脂肪をしっかりと手でカップの中にかき集めるようにして入れ込みます。この正しい着け方を毎日習慣づけることで、脇に流れていた脂肪がバストへと戻り、上半身のラインがすっきりと整っていきます。
脇周辺の筋肉を鍛えることは、たるんだ皮膚や脂肪を引き締め、上半身をスッキリ見せるために非常に有効です。特に注目したいのが、胸のベースとなる大胸筋です。大胸筋を鍛えることで、脇の下の脂肪がしっかりと持ち上がり、ハミ肉が目立たなくなります。
自宅で手軽にできるエクササイズとして、合掌ポーズがおすすめです。胸の前で両手を合わせ、肘を外側に張った状態で、手のひら同士をぎゅっと強く押し合います。この状態を10秒間キープする動作を、毎日数回繰り返すだけでも大胸筋に刺激を与えることができます。また、膝をついた状態での軽い腕立て伏せも、効率よく脇回りを引き締めることができます。
脇の下は、体全体のリンパ液が集まる重要なリンパ節が存在する場所です。ここが滞ると、老廃物や余分な水分が溜まってむくみが生じ、脇の下が余計に太って見える原因になります。お風呂上がりなど、体が温まっているタイミングでマッサージを行うのが効果的です。
まずは、親指を脇のくぼみに差し込み、残りの4本の指で背中側のお肉を挟むようにして、優しくもみほぐします。次に、肘から脇の下に向かって、手のひらでなで上げるようにしてリンパを流していきます。さらに、脇の下から鎖骨の下を通って、胸の真ん中へと老廃物を流すイメージで行いましょう。強い力でこするのではなく、オイルやクリームを使って優しく肌を滑らせるように行うのがコツです。
姿勢を正すことは、上半身の見た目の印象を劇的に変えるポイントです。巻き肩を解消するためには、胸を開き、肩甲骨を寄せるストレッチを取り入れましょう。簡単な方法として、背中の後ろで両手を組み、息を吐きながら腕を後ろ斜め下へと引っ張るように伸ばします。このとき、胸を大きく開いて視線を少し上に向け、深呼吸を数回行います。これにより、縮こまっていた胸の筋肉が伸び、肩の位置が本来の正しい場所へと戻ります。姿勢が改善されると、脇の下に押し潰されていたお肉がすっきりと収まり、首元やデコルテラインが美しく見えるようになります。



毎日の下着選びと、簡単な合掌エクササイズを続けるだけで脇のラインは変わります。お風呂上がりのリンパマッサージもぜひ習慣にしてください。
セルフケアを頑張っても改善されない本物の副乳や、どうしても短期間で劇的な変化を出したい場合には、美容外科や形成外科での治療が有効な選択肢となります。
本物の副乳の場合、根本的な解決策となるのが副乳切除手術です。
この手術では、脇の下のシワに沿って数センチほど切開し、原因となっている乳腺組織を直接取り除きます。乳腺組織は一度切除してしまえば再生することはないため、半永久的な効果が期待できます。
また、周囲の脂肪も一緒に除去することが多いため、脇の下の膨らみがすっきりと平らになり、上半身のラインが劇的に細見えするようになります。
手術による切開や、ダウンタイムが気になるという方には、切らない、あるいは傷跡が最小限で済む治療法もあります。副乳の盛り上がりの大半が脂肪である場合や、軽度の副乳であれば、脂肪吸引が適しています。
細い管(カニューレ)を挿入して脂肪を直接吸引するため、傷跡は数ミリ程度と非常に小さく、目立ちにくいのがメリットです。さらに手軽な方法として、脂肪溶解注射(メソセラピー)を脇の下に注入する治療もあります。注射によって脂肪細胞を分解して体外に排出させるため、メスを入れることなく少しずつボリュームを減らしていくことができます。
乳腺組織そのものを消すことはできませんが、周囲の脂肪を減らすだけでも、太って見える印象を大きく和らげることができます。
副乳の治療を受ける際には、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが何よりも大切です。脇の下には多くの神経や太い血管、リンパ管が通っているため、非常に繊細な技術が求められます。また、自分の脇肉が本当に乳腺なのか、それとも単なる脂肪なのかを正しく診断してもらう必要があります。
カウンセリングの際には、手術の方法や期待できる効果だけでなく、術後の痛みや腫れ、ダウンタイムの期間、傷跡がどのように残るかといったリスクについても、丁寧に説明してくれる医師を選びましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受け、納得のいく治療法を提案してくれる場所を見つけることが成功への近道です。



本物の副乳を根本からなくすには、医療の力を借りるのが一番の近道です。
本物の副乳、つまり乳腺組織が存在している場合は、残念ながら自力で完全に消すことはできません。乳腺組織はダイエットやマッサージによって消失することはないため、根本からなくすには医療機関での切除手術が必要になります。ただし、脇に流れた脂肪による偽副乳であれば、正しい下着の着用やエクササイズ、姿勢改善によって、セルフケアでも目立たなくさせることが十分に可能です。
切除手術を行う場合、通常は脇の下のシワに沿って数センチほど切開するため、傷跡は非常に目立ちにくい仕上がりになります。術後しばらくは赤みや硬さが出ますが、数ヶ月から半年ほど経つと、脇のシワと同化してほとんど分からなくなるケースがほとんどです。また、脂肪吸引や脂肪溶解注射であれば、傷跡は針穴や数ミリ程度で済むため、傷跡を心配する必要はほぼありません。
女性ホルモンの分泌が急激に増加し、胸の乳腺が発達するのに合わせて、脇の下にある副乳の乳腺組織も同じように活発化するためです。そのため、妊娠や授乳期になると脇の下がパンパンに張って痛んだり、しこりのように大きく盛り上がったりします。授乳期間が終わり、ホルモンバランスが元の状態に戻ると、多くの場合は副乳も徐々に元の大きさに戻り、落ち着いていきます。
副乳にある乳腺組織も、通常の胸にある乳腺と同じ性質を持っているため、極めて稀ではありますが乳がん(副乳がん)が発生する可能性はゼロではありません。そのため、副乳を放置すること自体が危険というわけではありませんが、通常の胸と同様に、定期的な自己検診や乳がん検診の際には、脇の下も含めて異常がないかをチェックしておくことが推奨されます。もし急激に大きくなったり、硬いしこりができたりした場合は、早めに専門医を受診してください。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



