ピュアグラフトとコンデンスリッチはどっちを選ぶべき?違いや後悔しない選び方

脂肪注入におけるピュアグラフトとコンデンスリッチのどちらを選ぶべきかは予算を優先するか定着率としこりリスクの低さを優先するかによって決まります。

ご自身の体から採取した脂肪を活用して豊胸や顔のボリュームアップを目指す脂肪注入において施術方法の選択で迷う方は少なくありません。初期費用をできるだけ抑えたいのかそれとも安全性を追求し限られた脂肪で最大限のサイズアップを叶えたいのかによって最適な方法は大きく異なります。本記事ではそれぞれの精製技術の違いや定着率の目安そしてご自身の目的や体型に合わせた正しい選び方について詳しくお伝えします。

目次

ピュアグラフトとコンデンスリッチの違いと特徴

豊胸や顔への脂肪注入を検討する際、採取した脂肪をどのように処理して体に戻すかが仕上がりを大きく左右します。ここでは、代表的な手法である2つの技術について、仕組みや定着率、費用の観点から具体的な違いを解説します。

不純物を取り除く精製技術の違い

採取した脂肪には、血液や麻酔液、そして定着の妨げとなる老化細胞などが混ざっています。これらを取り除くアプローチが両者で根本的に異なります。

ピュアグラフトは、2層の特殊なフィルターを用いて採取した脂肪から水分や不純物をマイルドにろ過する方法です。新鮮な脂肪細胞へのダメージを抑えながら、短時間でクリーンな状態に整えることができます。

一方のコンデンスリッチは、専用の加圧遠心分離機を使用して脂肪を濃縮する特許技術を採用しています。ウェイトフィルターで圧力をかけながら遠心分離を行うことで、水分だけでなく定着の邪魔になる死活細胞や老化細胞までを徹底的にすり潰して分離し、健全な脂肪細胞のみを高密度に抽出します。

定着率としこり発生リスクの比較

注入した脂肪がどれだけ体に残り続けるかを示す定着率と、術後のトラブルにつながるしこりのリスクにも明確な差が生じます。

ピュアグラフトの定着率は約60パーセントから70パーセント程度が目安です。従来の単純な遠心分離と比べれば優れた定着率を誇りますが、後述するコンデンスリッチと比較するとやや劣ります。また、しこりのリスクは比較的低いものの、完全にゼロではありません。

コンデンスリッチは、不純物を極限まで排除して脂肪をギュッと濃縮しているため、定着率は約70パーセントから80パーセントと非常に高くなります。細胞の密度が高く体に馴染みやすいことに加え、しこりの主な原因となる老化脂肪オイルが注入脂肪に残らないため、術後のトラブルリスクを極めて低く抑えられるのが最大の強みです。

コストパフォーマンスと費用の考え方

1回あたりの手術費用は、特殊な機材を使用するコンデンスリッチの方が高額になりやすく、ピュアグラフトの方が比較的安価に抑えられます。

しかし、単純な初期費用の安さだけで決めるのは危険です。ピュアグラフトは定着率がやや低いため、希望するバストサイズや顔のボリュームに到達するために2回の手術が必要になるケースも考えられます。結果として、最初から定着率の高いコンデンスリッチを1回受ける方が、トータルの費用や体への負担が少なく済むこともあります。目指す仕上がりとご自身の予算バランスについて、長期的な視点を持つことが重要です。

目的別に見るおすすめの選択基準

それぞれの技術には一長一短があり、一概にどちらが優れていると言い切ることはできません。ここでは、現在の体型や希望する仕上がり、予算感などの条件から、ご自身がどちらの施術に向いているのかを具体的に分類します。

ピュアグラフトが向いている人

初期費用をできる限り安く抑えつつ、自然なボリュームアップを目指す方にはピュアグラフトが適しています。

具体的には、1カップ程度のマイルドなバストのサイズアップで十分に満足できる方や、お腹や太ももなどに十分な皮下脂肪があり、吸引時の採取量に余裕がある体型の方に推奨されます。採取できる脂肪量にゆとりがあれば、定着率が少し低くても必要なボリュームを補うことができるため、コストを抑えながら理想の仕上がりに近づけることが可能です。

コンデンスリッチが向いている人

1回の手術でより確実な効果を得たい方や、安全性と仕上がりの美しさを最優先に考える方にはコンデンスリッチが適しています。

特に、1.5カップから2カップという大幅なバストのサイズアップを目指す方や、将来的なしこりや石灰化のリスクをとにかく最小限に抑えたい方に強く推奨されます。また、元々痩せ型であまり多くの脂肪を採取できない方は、限られた量の脂肪細胞をいかにロスなく定着させるかが成功の鍵となるため、細胞密度を高めるこの技術が非常に有効です。

よくある質問

脂肪注入をいざ決断しようとした際、ご自身の体質や将来のプランと照らし合わせて具体的な不安を感じる方も多いはずです。ここでは、施術方法を最終決定する際によく直面する現実的な疑問にお答えします。

痩せ型で採取できる脂肪が少ない場合どうすればいいですか

痩せ型で吸引できる脂肪量に限界がある場合は、定着率を最大限に高められるコンデンスリッチを選択するのが現実的です。

限られた脂肪の多くを不純物として捨ててしまったり、定着せずに体内に吸収されてしまったりすると、十分なボリューム変化を実感できません。採取した大切な脂肪細胞をギュッと濃縮し、ロスなく定着させる技術を選ぶことが、失敗を防ぐための重要なポイントになります。

将来的な2回目の注入を視野に入れている場合はどちらが良いですか

最初から2回に分けて段階的に大きくしていく計画であれば、1回あたりの費用が安いピュアグラフトを繰り返す選択肢も有効です。

ただし、同じ部位から何度も脂肪を吸引することは体への負担が大きいため、2回分の脂肪を採取できる箇所があるかを事前に確認する必要があります。一方で、ダウンタイムの辛さや仕事を休む期間などを考慮すると、1回の手術で完結させやすいコンデンスリッチを選んだ方が結果的に身体的・時間的な負担が軽くなるケースも多いため、ご自身のライフスタイルに合わせて判断してください。

顔のコケやシワへの注入でしこりが心配な場合はどちらが安心ですか

顔は皮膚が薄く、万が一しこりが発生した場合に非常に目立ちやすいため、リスクを最小限に抑えられるコンデンスリッチが適しています。

額や目の下、頬のコケなどの微細なデザインが求められる部位への注入では、脂肪の質が定着後の滑らかさに直結します。死活細胞やオイル成分が徹底的に除去された健全な脂肪を使用することで、不自然な凹凸やしこりが残るリスクを回避し、美しく自然な表情を作ることができます。

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形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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多くの医師が嫌がる他院修正に強い

修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

海外言語でのご相談も大丈夫です

日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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