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副乳切除の手術後に残る傷跡がどのような経過をたどり、きれいに治っていくのかを詳しくお伝えします。ノースリーブの洋服を着るときや温泉に入るときに、脇の下の傷跡がどのくらい残るのか不安に感じる方は非常に多くいらっしゃいます。切除後の傷跡は、適切な時期に抜糸を行い、正しいアフターケアを続けることで、時間の経過とともに脇のシワに馴染んでほとんど目立たなくなっていきます。副乳 切除 傷跡で悩む方は一度ご相談ください。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
豊胸に関する疑問なんでもお答えします。
副乳とは、本来であればお腹の中にいる胎児の段階で退化して消失するはずの余分な乳房組織が、脇の下から脚の付け根にかけてのライン上に残ってしまったものです。特に女性の場合、思春期や月経前、妊娠、授乳期などのホルモンバランスの劇的な変化によって脇の下がぷっくりと膨らむことで、初めてその存在に気づくケースが多く見られます。見た目の違和感や、服を着たときのシルエットが崩れることへの悩みに加え、通常の乳房と同じように生理前に痛んだり張ったりすることもあるため、単なる脂肪の蓄積ではなく、医療機関での切除手術が必要となる場合があります。
副乳のふくらみの原因が純粋な脂肪だけであれば、脂肪吸引などのアプローチで改善できることもあります。しかし、副乳にしっかりとした乳腺組織が含まれている場合や、皮膚に余分なたるみが生じている場合には、外科的な切除手術が適応となります。乳腺組織は脂肪吸引の機器だけでは十分に吸い出すことができないため、メスで切開して直接丁寧に取り除く必要があります。また、余分な皮膚を同時に切り取って縫い合わせることで、術後の皮膚のたるみを防ぎ、すっきりとなめらかな脇のラインを作ることができます。
メスを用いて皮膚を切開し、皮膚の下にある乳腺組織を取り除く以上、どうしても傷跡は残ります。これは皮膚がダメージから回復する際、欠損した部分を埋めるためにコラーゲンを中心とした頑丈な繊維組織を急ピッチで作るためです。最初のうちは、この繊維組織を作るために多くの血管が傷口の周囲に集まります。そのため、傷跡が赤く盛り上がったり、触ると硬く感じられたりします。しかし、時間の経過とともに不要になった血管や組織が減少し、徐々に本来の皮膚の柔らかさと色合いに近づいていくのが自然な創傷治癒のプロセスです。

副乳の根本治療には乳腺組織の確実な除去が不可欠ですが、そのためには丁寧な切開と縫合が必要です。傷跡を少しでも目立たなくするために、医師は脇の自然な皮膚のシワに合わせて切開線をデザインしますのでご安心ください。
手術が終わった直後から約1週間は、傷口が最も不安定でデリケートな時期にあたります。切開部を縫合しているため、皮膚の表面には糸がついた状態であり、一時的な赤みや腫れ、内出血が生じることがあります。内出血は1から2週間ほどかけて、紫色から黄色へと変化しながら自然に消えていきます。術後1週間程度を目安に、クリニックで抜糸が行われます。抜糸直後はまだ縫合した線の跡が赤く目立ち、皮膚の突っ張り感や硬さを強く感じる時期ですが、これは組織が修復される過程の正常な反応ですので過度な心配はいりません。この期間は傷口に無理な負担をかけず、清潔を保ちながら安静に過ごすことが、後の傷跡をきれいに仕上げるための大切な土台となります。
術後3ヶ月を過ぎる頃になると、傷跡の様子は大きく変化していきます。最も赤みや硬さが強かった時期を過ぎ、赤黒い色調から徐々にピンク色や薄茶色へと落ち着いていきます。皮膚の下の組織も、突っ張ったような硬さが徐々に和らぎ、周囲の皮膚の柔らかさや質感に馴染み始めます。脇の下は腕の上げ下げや運動によって皮膚がよく伸びる部分であるため、この時期までは多少の引きつれ感を感じることもありますが、6ヶ月が経つ頃には大部分の違和感が解消されます。傷跡の線も、脇の自然なシワに同化して、一見しただけでは手術跡とは分からないほど目立ちにくくなっていきます。
手術から1年から2年が経過すると、傷跡の修復プロセスは成熟瘢痕と呼ばれる最終的な完成形を迎えます。かつて赤みや硬さ、盛り上がりが目立っていた切開線は、完全に色合いが抜け、うっすらとした細い白い線へと変化します。この段階になると、皮膚の質感や柔軟性も周囲の正常な組織とほとんど変わらないレベルまで回復します。至近距離で細かく見つめない限り、周囲のシワに完全に紛れ込んでしまうため、温泉やプール、ノースリーブの衣服を着用する際にも、他人の目を気にする必要はほぼなくなります。



術後1ヶ月頃の傷跡は赤みが強く不安になるかもしれませんが、ここから3ヶ月、半年と経つにつれて驚くほど馴染んでいきます。焦らずに日々の経過を優しく見守ってあげることが、気持ちの面でもとても大切です。
抜糸が終わった後の数ヶ月間は、傷口にかかる負担を最小限に抑えるためのサージカルテープによる保護が非常に重要です。脇の下は、日常の動作で常に皮膚が引っ張られるテンションがかかりやすい部位です。傷口が引っ張られると、傷跡が横に広がって太くなってしまったり、盛り上がって赤みが長引いたりする原因になります。専用の保護テープを傷口に対して直角に、少し皮膚を寄せるようにして貼ることで、この引っ張り力を和らげることができます。テープは毎日貼り替える必要はなく、数日間に一度、お風呂に入った際に自然に剥がれそうになったタイミングで優しく交換するのがお肌への刺激を抑えるコツです。
新しく作られたばかりの傷跡の皮膚は非常にデリケートで、バリア機能が著しく低下しています。この時期に直射日光の紫外線を浴びてしまうと、メラニン色素が過剰に生成され、傷跡が黒ずんで消えにくい炎症後色素沈着を引き起こすリスクが高まります。脇の下は普段は衣服で隠れていることが多い部位ですが、夏の薄着の時期やノースリーブを着る際には特に注意が必要です。外出時には、傷口が紫外線に直接さらされないよう衣服で覆うか、保護テープを貼った上から日焼け止めを塗るなどの対策を徹底しましょう。これにより、傷跡の境界線がよりきれいに馴染むようになります。
術後1ヶ月を過ぎ、傷口が完全に閉じて炎症が落ち着いた段階からは、医師の指導のもとで傷跡のマッサージを取り入れることが効果的です。皮膚の下でコラーゲン繊維が硬く固まっている状態を優しくほぐしていくことで、皮膚の突っ張り感を和らげ、なめらかな質感へと導きます。マッサージを行う際は、決して強い力で擦ったり揉んだりしてはいけません。傷跡に対して指の腹を優しく当て、円を描くように小さな円で皮膚を軽く動かすイメージで行います。摩擦による肌荒れを防ぐために、保湿クリームやワセリンなどを十分に塗ってから行うようにしましょう。
傷跡がきれいに治るためのインナーケアとして、生活習慣の管理も欠かせません。特に喫煙は、血管を急激に収縮させて血液の循環を悪化させます。傷口の修復に必要な酸素や栄養素が十分に行き渡らなくなるため、傷の治りが遅れ、結果として傷跡が汚く残る原因になってしまいます。手術の前後少なくとも2週間は、完全な禁煙を徹底してください。また、手術直後から数日間の過度なアルコール摂取は、血行を良くしすぎてしまい、傷口の腫れや内出血、痛みを長引かせる可能性があるため控える必要があります。



抜糸が終わってからの数ヶ月間のセルフケアが、将来の傷跡の美しさを大きく左右します。少し手間に感じるかもしれませんが、毎日の丁寧なテーピングと紫外線対策を日課にしていきましょう。
傷跡の経過には個人差がありますが、体質や術後の管理状況によっては、傷跡が正常な経過をたどらず、赤くミミズ腫れのように盛り上がってしまうことがあります。これを肥厚性瘢痕やケロイドと呼びます。特に脇の下のように、腕を動かすことで常に引っ張る力が加わる部位や、衣服との摩擦が起きやすい部位は、これらの異常な傷跡が発生しやすい傾向にあります。また、生まれつきケロイド体質をお持ちの方は、より注意が必要です。傷跡がいつまでも赤く硬い、またはかゆみや痛みが強くなってきたと感じた場合は、早めに医師に診てもらう必要があります。
もし傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドのようになってしまった場合でも、医療機関で適切な治療を受けることで大幅に改善させることが可能です。代表的な治療法として、赤みや盛り上がりを抑えるステロイド配合のテープ剤の貼付や、直接傷跡にステロイドを注射する治療があります。これにより、過剰なコラーゲンの増殖を抑えて傷跡を平らに、柔らかくしていきます。また、内服薬として抗アレルギー薬を服用し、コラーゲン合成を抑制する方法もあります。さらに、どうしても白い線が目立つ場合や、傷が引きつれて変形している場合には、形成外科的なアプローチとして、傷跡をもう一度きれいに切除して高度な技術で精密に縫合し直す傷跡修正手術を検討することもできます。



傷跡の赤みやかゆみが3ヶ月以上経っても強くなる場合は、自分だけで悩まずに執刀医や形成外科の専門医を受診してください。早期に適切な外用薬や注射などの治療を開始することで、きれいに平らな状態へ戻すことができます。
副乳切除の手術は、基本的に局所麻酔や静脈麻酔などの適切な麻酔管理のもとで行われるため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔が切れた後は、ジンジンとするような痛みが2から3日ほど続くことがありますが、処方される痛み止めを内服することで十分にコントロール可能です。術後の腫れや内出血については、個人差はあるものの、約1から2週間程度でピークを過ぎて徐々に引いていきます。急な激しい運動や重い荷物を持つような動作は、術後1週間ほどは控えていただくことで、腫れの長引きを抑えることができます。
医療技術がどれほど進化しても、皮膚をメスで切開する手術を行う以上、傷跡が100%完全に消えて、まっさらな元の皮膚に戻るということはありません。しかし、術後1年から2年をかけて傷跡は成熟瘢痕となり、ごくうっすらとした白い線に変化します。この白い線は、脇の下の元からある皮膚のシワと同化するため、日常生活において他人が見て手術跡だと気づくことは極めて困難なレベルになります。そのため、完全に消えるわけではありませんが、実質的にほとんど見えなくなるという理解が正確です。
副乳切除は基本的に日帰り手術が可能です。デスクワークや事務職などの体力を過度に使わないお仕事であれば、手術の翌日から復帰していただくことができます。ただし、腕を大きく上に伸ばす、重い段ボールを何度も持ち上げる、激しい運動を伴うといった職種の場合は、傷口にテンションがかかって傷跡が広がるリスクがあるため、術後3日から1週間程度はセルフケアや安静を優先し、お仕事のセーブや調整をおすすめします。職場の環境や作業内容について、事前に担当医とよく相談しておくと安心です。
妊娠中や授乳中の方は、副乳切除の手術を受けることはできません。この時期はホルモンバランスの劇的な変化によって乳腺組織が非常に発達し、一時的に大きく膨らんだり、母乳が分泌されたりするためです。また、手術に伴う麻酔薬や術後に内服する抗生物質、痛み止めなどが、お腹の赤ちゃんや母乳を通じて乳児へ影響を与える可能性があるため、手術の安全性を最優先にする必要があります。副乳の切除手術を希望される場合は、授乳期間が完全に終了し、乳腺の腫れや活動が完全に落ち着いた時期(断乳後およそ半年以降)に相談されることをおすすめします。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



