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脇の近くやバストの周りに複数のぽっこりとした膨らみやしこりがある場合、それは副乳が原因かもしれません。副乳は人類の進化の過程で残った乳腺組織であり、生理周期や妊娠にともなうホルモンバランスの変化によって、痛みやしこりを複数個生じさせることがあります。本記事では、なぜ副乳に複数のしこりができるのか、その仕組みや乳がんなどの重大な病気との見分け方、自宅でできる対策や病院を受診する目安について分かりやすく解説します。副乳 しこり 複数で悩む方は一度ご相談ください。
15年以上、胸の再建や豊胸を専門にしてきた
形成外科専門医のDr.藤林に直接相談!
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副乳に複数のしこりができると、重大な病気ではないかと不安に思う方も少なくありません。しかし、その多くは女性の体の仕組みや、人間の進化の過程といった自然な要因が深く関係しています。ここでは、なぜ副乳にしこりが複数できてしまうのか、その代表的な2つの原因について詳しく解説します。
女性の体は、生理周期やライフステージの移行に伴って、女性ホルモンの分泌量が大きく変動します。副乳は、通常の乳房と同じように乳腺という組織でできているため、女性ホルモンの影響をダイレクトに受けるという特徴があります。このホルモンの波によって乳腺が刺激され、一時的に複数のしこりや腫れとして感じられるようになります。
生理前になると、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの分泌が増加します。このホルモンは、妊娠に備えて水分や血液を体の中に蓄えようとする働きがあり、乳腺組織をパンパンに膨らませます。そのため、生理前になると脇のあたりや副乳がある部分が張り、触るとゴツゴツとした複数のしこりのように感じられることがあります。この腫れや張りは生理が始まると徐々に治まることが多く、痛みの度合いも生理の周期に連動しているのが大きな特徴です。
妊娠や授乳の時期を迎えると、赤ちゃんに母乳を届けるために乳腺組織が急激に発達します。これは本来の胸だけでなく、脇やバスト周辺にある副乳でも同時に起こります。そのため、これまでは気にならなかった小さな副乳が、妊娠をきっかけに大きく膨らんだり、複数のしこりとなって現れたりすることがあります。授乳期には副乳からも母乳が分泌されたり、乳腺が詰まって熱を持って痛んだりすることもあるため、特にしこりを強く自覚しやすい時期と言えます。
もう一つの原因は、人間の進化の歴史に関係しています。実は、副乳にしこりが複数できるのは、私たちがかつて多くの赤ちゃんを一度に産み育てていた哺乳類だった頃の名残りなのです。
犬や猫などの哺乳類を思い浮かべてみてください。彼らのお腹には、胸から足の付け根にかけて左右対称にたくさんの乳房が並んでいます。人間も、お母さんのお腹の中にいる胎児の初期段階では、脇の下から乳房を通り、太ももの付け根に至るまでの乳線(ミルクライン)と呼ばれる線上に、複数の乳房の芽が存在しています。
通常は成長の過程で胸の2つだけが残り、他は退化して消えていきます。しかし、この乳腺組織の一部が消え残り、そのまま大人になっても存在し続けているのが副乳です。この名残は左右両側に残ることもあれば、片側だけに複数残ることもあります。ミルクライン上に位置する場所、特に脇の下やその周辺にぽつぽつと複数のしこりや膨らみができるのは、この進化の過程が理由なのです。

副乳に複数のしこりや張りを感じると不安になりますが、生理前や妊娠期に症状が強くなる場合は、ホルモンバランスによる一時的な乳腺の発達であることがほとんどです。周期的な変化がないか、ご自身の体のリズムと照らし合わせて観察してみましょう。
副乳に複数のしこりを見つけたとき、一番に心配になるのが乳がんではないかという点でしょう。副乳も通常の乳房と同じく乳腺組織であるため、非常に稀ではありますが、副乳に乳がんが発生することもあります。ご自身で過度に不安がらずに済むよう、良性のしこりと悪性のしこりの一般的な特徴や見分け方を把握しておきましょう。
しこりが良性のものなのか、それとも悪性の可能性を疑うべきなのかを判断するには、しこりの感触や動き方に注目することが大切です。
自宅でセルフチェックを行う際は、しこりに優しく指をあてて動かしてみてください。良性の副乳のしこりは、指で触ると境目が比較的はっきりしており、ツルツル、あるいはゴツゴツとした乳腺の感触があり、指で押すと上下左右にコロコロと動く傾向があります。また、生理周期に合わせて大きくなったり小さくなったりします。
一方で、注意が必要ながんなどのしこりは、触ったときに硬く、石のようにゴツゴツとしており、指で押しても周辺の組織に癒着しているため動きにくいという特徴があります。また、生理周期に関係なく、時間が経つにつれて徐々に大きくなっていく傾向が見られます。
痛いからがんかもしれないと思われがちですが、実は乳がんの初期症状として痛みを感じることは比較的少ないとされています。むしろ、生理前にズキズキと痛む複数のしこりは、ホルモンバランスの影響による良性の乳腺症や副乳の腫れであることが大半です。
逆に、しこりがある部分の皮膚が不自然に引きつれていたり、くぼみができていたり、脇の下のリンパ節が硬く腫れていたりする場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
副乳のしこりには、ホルモンの影響による乳腺の発達だけでなく、良性の腫瘍が隠れていることもあります。
代表的なものとして線維腺腫(せんいせんしゅ)が挙げられます。これは10代から30代の比較的若い女性に多く見られる良性の腫瘍で、触ると境界がはっきりした丸いしこりとして感じられ、コロコロとよく動きます。また、乳腺のなかに水分が溜まって袋状になるのう胞という良性の状態もしこりとして触れることがあります。これらはがん化する心配はありませんが、自分自身で正確に判断するのは難しいため、気になるしこりがある場合は一度専門医による超音波検査などを受けると安心です。



触ったときにコロコロと動くしこりや、生理の周期に合わせて痛みが変化するものは良性である可能性が高いです。しかし自己判断は禁物ですので、しこりが硬く固定されているように感じたり、大きくなっていると感じたりした場合は、一度乳腺外科で専門の検査を受けましょう。
副乳にある複数のしこりがホルモンの影響による良性のものであったとしても、生理前や体調によって痛みや違和感が生じるのは辛いものです。ここでは、日常生活で手軽に実践できるセルフケアから、根本的な解決を目指す場合の医療機関での選択肢までを分かりやすく紹介します。
副乳が張って痛む時期には、ちょっとした生活習慣の工夫で症状をやわらげることができます。
生理前や妊娠期に副乳のしこりが張って痛むときは、乳腺が炎症を起こして熱を持っている状態に近いと言えます。このような場合は、保冷剤を薄いタオルに包んだり、冷たい濡れタオルを当てたりして、しこりのある部分をやさしく冷やしてあげましょう。冷やすことで血管や乳腺の広がりが抑えられ、ズキズキとした痛みが緩和されます。逆に、お風呂などで血行を良くしすぎると痛みが強くなることがあるため、痛む時期は長風呂を避けるのが賢明です。
副乳は脇の近くにあることが多いため、ブラジャーなどの下着による圧迫や摩擦が刺激となり、しこりの痛みや不快感を悪化させることがあります。特にワイヤーが脇に食い込むようなブラジャーや、サイズが小さすぎるものは避けましょう。生理前などの胸や副乳が張りやすい時期は、脇を締め付けないノンワイヤーブラや、脇高設計で優しく包み込んでくれるタイプのインナーを選ぶのがおすすめです。摩擦を防ぐことで、皮膚への余計な刺激も減らすことができます。
セルフケアを行っても症状が改善しない場合や、見た目のコンプレックスを感じている場合は、医療機関での専門的な治療を視野に入れるとよいでしょう。
副乳やそれに伴う複数のしこりを根本的に解決する方法として、手術による切除があります。主に、生理前の痛みが非常に強く日常生活に支障をきたしている場合や、脇の膨らみが大きく、半袖を着たときなどに見た目が気になってストレスを感じている場合に手術が検討されます。
手術方法には、局所麻酔を行い、皮膚を切開して余分な乳腺組織としこりを取り除く切除術があります。傷跡が脇のシワに隠れるように配慮して行われることが多いため、目立ちにくく仕上げることが可能です。また、脂肪組織が多い場合は脂肪吸引を併用することもあります。手術を検討する際は、傷跡の残り方やダウンタイムについて、信頼できる医師としっかり相談することが重要です。



生理前の副乳の痛みには、まず冷やすことと下着の見直しを試してみてください。もしもノースリーブを着たいけれど見た目が気になる場合や、毎回痛みがひひどくて憂鬱な場合は、無理をせずクリニックに相談し、適切な治療法を提案してもらいましょう。
副乳やそのしこりについて、多くの方が疑問に思う点や不安に感じるポイントをQ&A形式で解説します。
女性ホルモンの影響による一時的な乳腺の張りや軽度のしこりであれば、生理の終了や、授乳期の終了に伴って自然に目立たなくなる(小さくなる)ことが一般的です。しかし、副乳という乳腺組織そのものが自然に消えてなくなることはありません。また、一度できた良性の腫瘍(線維腺腫など)も自然消滅することは稀です。大きさが変わらない、あるいは徐々に大きくなっていると感じる場合は、放置せず受診することをおすすめします。
副乳のしこりが気になる場合は、まず乳腺外科を受診してください。乳腺外科では、医師による触診のほか、超音波検査やマンモグラフィなどの専門的な画像検査を受けることができます。これにより、しこりが副乳の乳腺組織なのか、良性の腫瘍なのか、あるいは悪性のものなのかを正確に診断してもらうことができます。近くに乳腺外科がない場合は、婦人科や外科で初期対応を行っていることもあるため、事前に問い合わせてみるとよいでしょう。
副乳があるからといって、本来の乳房にがんができるリスクが高くなるわけではありません。ただし、副乳も本物の乳腺組織であるため、非常に低い確率ではありますが、副乳自体にがんが発生する可能性はあります。そのため、日頃の乳がん検診の際には、本来の乳房だけでなく、副乳のある脇の下周辺までしっかりとエコー検査などで診てもらうように心がけることが大切です。
実は、男性にも副乳が存在することがあり、しこりや腫れとして自覚されるケースがあります。お腹の中にいる胎児の時期には男性も女性と同じように乳線が存在するため、退化しきれなかった乳腺が副乳として脇の下などに残ることがあるからです。男性の場合は女性ホルモンの影響を受けにくいため普段は目立ちませんが、まれにホルモンバランスの乱れ(お薬の影響や加齢など)によって副乳が腫れたり、しこりとして触れたり、痛みを伴ったりすることがあります。男性であっても気になるしこりがある場合は、外科や皮膚科、乳腺外科などに相談することをお勧めします。
医師紹介
形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。




私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。
第46回日本美容外科学会総会
Breast Augmentation Summit
KIREI(医師向けプラットフォーム)手術配信




誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。
豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。
シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。
私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。
日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。
バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。
私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。
I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.



