アクアフィリング除去で後悔しない!名医を見分けるための3つの基準とは

アクアフィリングを安全かつ確実に取り除くためには形成外科専門医の資格や直接目視で異物を取り除く技術そして術前の詳細な画像診断を兼ね備えた経験豊富な医師を選ぶことが最も重要です。

アクアフィリングは体内の組織と非常に癒着しやすいという厄介な性質を持つため単に注射器で吸い出すような手探りの処置では完全に除去することができません。もし体内に取り残しがあれば再発や深刻な感染症を引き起こすリスクがあるためクリニック選びは極めて慎重に行う必要があります。

目次

アクアフィリング除去においてクリニック選びが極めて重要な理由

体内組織と癒着しやすく取り残しのリスクが高い

アクアフィリングは成分の約98パーセントが水分で構成されているポリアミドというジェル状の物質です。手軽にバストアップできるとして過去に広く普及しましたが、体内に注入されると周囲の正常な組織と強く癒着してしまう特性を持っています。

ヒアルロン酸などのように体内に自然に吸収されることはなく、時間の経過とともに乳腺組織や大胸筋などの筋肉の隙間に入り込んでしまうことが少なくありません。さらに、注入した場所から別の場所へと移動してしまうマイグレーションと呼ばれる現象を起こすこともあり、広範囲に散らばってしまった異物をすべて見つけ出して綺麗に取り除くことは非常に難易度の高い手術となります。

不完全な処置が引き起こす再発や深刻な感染症

異物を完全に取り除くことができず体内に残ってしまった場合、そこから再び炎症が起きたり、硬いしこりが形成されたりするリスクがあります。最悪の場合、取り残された成分を温床として細菌が繁殖し、重篤な感染症を引き起こすことも珍しくありません。

感染症が進行すると、胸の皮膚が赤く腫れ上がり、激しい痛みや高熱を伴うだけでなく、皮膚が破れて膿が外に漏れ出してしまう状態に陥ることもあります。このような悲惨な事態を防ぐためには、最初の手術でどれだけ完璧に異物を除去できるかがすべてを握っています。だからこそ、アクアフィリングの特性を熟知し、徹底的な除去作業を行える医師を選ぶことが不可欠なのです。

アクアフィリング除去の名医を見極める3つの具体的な基準

基準1 形成外科専門医の資格と高度な技術力

解剖学の深い知識に基づくダメージの最小化

名医を見極めるための第一の基準は、日本専門医機構が認定する形成外科専門医の資格を持っているかどうかです。形成外科専門医は、皮膚から筋肉、骨に至るまでの人体の構造をミリ単位で熟知しています。

アクアフィリングの除去手術では、正常な乳腺組織や筋肉、重要な神経や血管を傷つけることなく、異物だけを的確に剥がし取る繊細な技術が求められます。人体の解剖学を深く理解していない医師が手術を行うと、必要以上に正常な組織をえぐり取ってしまい、術後の激しい痛みや胸の大きな変形を招く危険性があります。組織へのダメージを最小限に抑えながら安全に異物を除去するためには、形成外科の専門知識が絶対に欠かせません。

傷跡を綺麗に仕上げる縫合技術

除去手術は切開を伴うため、術後の傷跡がどれくらい目立たなくなるかも患者様にとって非常に重要な問題です。形成外科専門医は、皮膚のテンション(引っ張る力)を分散させながら、傷跡が極限まで細く目立たなくなるように縫い合わせる特殊な縫合技術を持っています。

脇の下や乳輪の縁など、もともとシワがあったり色が濃かったりする部分を切開線として選び、治癒した後にほとんど見えなくなるよう計算して手術を行うことができます。美しい仕上がりを追求する点においても、形成外科専門医が在籍していることは大きな安心材料となります。

基準2 完全直視下法による徹底的な除去

見えない手探りの吸引手術が危険な理由

一部のクリニックでは、カニューレと呼ばれる細い管を皮膚から差し込み、掃除機のように異物を吸い出す吸引法による除去が行われています。しかし、アクアフィリングの除去においてこの方法は非常に危険です。

なぜなら、吸引法は医師が皮膚の中を直接見ることができないブラインド操作(手探り)で行われるからです。周囲の組織と複雑に絡み合ったアクアフィリングを、見えない状態で闇雲に管でつつき回せば、正常な細胞を破壊して大出血を引き起こす恐れがあります。また、しこりとなって硬くなった部分や、筋肉の奥に入り込んだジェルを吸い出すことは物理的に不可能であり、結果として大量の取り残しが発生してしまいます。

直接目視して異物を一滴も残さない切開技術

名医と呼ばれる医師は、手探りの吸引法ではなく、必ず完全直視下法と呼ばれる術式を採用しています。これは、皮膚を適切に切開し、専用の器具を使って内部を直接自分の目でしっかりと確認しながら異物を取り除いていく方法です。

目視で確認することで、筋肉の隙間や乳腺の裏側に隠れている微細なアクアフィリングまで確実に見つけ出すことができます。さらに、異物を取り除いた後は、生理食塩水を大量に使って組織の隅々まで何度も徹底的に洗浄し、目に見えないレベルの成分まで洗い流します。この完全直視下法による地道で緻密な作業ができるかどうかが、名医を判断する最大の分かれ道と言っても過言ではありません。

基準3 画像診断を用いた適切な術前検査

エコーやMRIによる正確な分布と癒着状況の把握

手術の成功は、メスを入れる前の段階でほぼ決まっています。経験豊富な医師は、初回のカウンセリングや術前の検査において、必ず超音波エコー検査やMRIなどの画像診断を実施します。

アクアフィリングが胸のどの層にどれくらいの量が存在しているのか、しこりを包み込む被膜(カプセル)がどの程度の厚さで形成されているのか、筋肉への浸潤はないかなどを、画像を元にミリ単位でマッピング(地図化)していきます。事前の正確な情報なしに手術を始めるのは、地図を持たずに険しい山に登るようなものであり、非常に無責任な行為です。

手術の計画性を高め安全性を確保する仕組み

画像診断によって得られた詳細なデータをもとに、医師はどこをどのように切開し、どの順番で異物を剥がしていくかという緻密な手術計画を立てます。この計画があるからこそ、手術中の予期せぬトラブルを防ぎ、患者様の体への負担を抑えながら手術を完了させることができるのです。

クリニック選びの際は、施設内にエコー機器が完備されているか、あるいは提携する医療機関でMRI検査を必須としているかを必ず確認してください。触診(手で触るだけ)で済ませようとするクリニックは避けるべきです。

手術だけでなく術後のケアと再建の選択肢も確認する

除去によって生じる胸のボリュームダウンへの対策

アクアフィリングを完全に取り除くと、これまで異物が占めていた空間がなくなり、さらに異物によって引き伸ばされていた皮膚だけが余ってしまうため、胸のボリュームが急激に失われ、下垂(垂れ下がり)や形の変形が起きてしまいます。

長年の悩みだった異物がなくなる安心感がある一方で、鏡に映ったしぼんだ胸を見て強い精神的ショックを受ける方は少なくありません。名医と呼ばれる医師は、異物を除去して終わりではなく、患者様が術後に抱えるであろう外見的なコンプレックスへのケアまでを見据えて治療方針を提案します。

同日手術が可能な脂肪注入やシリコンバッグによる再建

ボリュームダウンに対する具体的な解決策として、除去手術と同じ日にご自身の太ももやお腹から採取した脂肪を注入する脂肪注入豊胸や、安全性の高いシリコンバッグを挿入する再建手術があります。

同日に再建を行うことで、麻酔をかける回数が1回で済み、体への負担やダウンタイムを大幅に軽減できるというメリットがあります。また、胸がペタンコになった状態の期間を過ごさずに済むため、精神的なストレスも大きく和らぎます。ただし、すでに重度の感染症を起こして膿が溜まっているようなケースでは、医学的な安全性を最優先し、まずは除去と洗浄のみを行って半年ほど組織の回復を待ってから再建を行うという冷静な判断を下すことも名医の条件です。患者様の状態に合わせて、最適な再建のタイミングと方法を柔軟に提案できるクリニックを選びましょう。

実績と信頼性を図るためのチェックポイント

他院での失敗を修正した症例数の多さ

アクアフィリングの除去を得意とするクリニックを探す際、ホームページの症例写真などを見るだけでは本当の実力は分かりません。着目すべきは、他院修正(他院で行った手術のやり直し)の受け入れ実績です。

他のクリニックで中途半端に吸引され、組織が複雑に癒着してしまったり、感染を起こしてドロドロになったりしている状態からの修正手術は、初回の手術とは比較にならないほど高度な技術と経験が要求されます。このような難易度の高い他院修正を日常的に数多く引き受けており、それを無事に解決に導いている医師であれば、どのような状態のアクアフィリングであっても対応できる確かな実力を持っていると判断できます。

カウンセリングにおけるリスクとデメリットの透明性

信頼できる医師は、手術の良い面ばかりを語ることはありません。アクアフィリングがすでに筋肉に深く入り込んでいる場合、完全に取り切るためには筋肉の一部も一緒に切除しなければならない可能性があることや、術後に傷跡がどの程度残るかといったリスクやデメリットを、包み隠さず正直に説明してくれます。

患者様からの質問に対して言葉を濁したり、簡単にすぐに終わりますよと安易に請け負ったりする医師には注意が必要です。最悪のケースも想定した上で、それをどうリカバリーするかまで論理的に説明してくれる医師こそが、本当に信頼に足る名医と言えます。

アクアフィリング除去を検討する際のよくある質問

除去手術の際の切開の傷跡はどのくらい目立ちますか?

切開する場所や個人の体質によって異なりますが、形成外科専門医が適切な縫合を行った場合、半年から1年ほど経過すると白く細い線になり、ほとんど目立たなくなることが一般的です。

多くの場合、乳輪の縁(色の境目)や脇の下のシワに沿って3〜5センチ程度の切開を行うため、正面から見た時や下着を着けた状態では傷跡は隠れます。ただし、ケロイド体質の方などは傷跡が盛り上がりやすいため、術後にテーピングや内服薬を用いた傷跡ケアをしっかりと継続することが重要です。医師の指示に従い、術後のケアを怠らないようにしましょう。

他院で一度吸引による除去を受けましたがしこりが残っています。再手術は可能ですか?

はい、再手術は十分に可能です。実際、一度他のクリニックで吸引法による除去を試みたものの、取り残された成分がしこりとなって癒着し、専門のクリニックへ再手術の相談に来られるケースは非常に多く存在します。

ただし、一度手術の手が入っている組織は硬く癒着(瘢痕化)しているため、エコーやMRIで現在の異物の分布を正確に再評価し、完全直視下法による切開で丁寧に剥離していく必要があります。初回の手術よりも難易度は上がりますが、他院修正の経験が豊富な医師であれば安全に除去することが可能です。現在の状態をこれ以上悪化させないためにも、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

除去と同時に脂肪注入で再建したいのですが感染などの危険はありませんか?

現在、胸の内部で激しい炎症や感染(強い赤み、熱感、痛みなど)が起きていない状態であれば、除去と同時の脂肪注入による再建は原則として可能です。完全直視下法で異物と被膜を綺麗に取り除き、組織を徹底的に洗浄したクリーンな空間に脂肪を注入するため、新たな感染リスクは極めて低く抑えられます。

しかし、術前の検査ですでに強い感染症が確認されている場合や、手術中に組織のダメージが予想以上に大きいと判断された場合は、注入した脂肪が定着せずに壊死してしまうリスクが高まります。その際は無理に同日再建を行わず、まずは除去を優先して組織を半年ほど休ませてから再建を行うという判断が、患者様の安全を守るために必須となります。最終的な判断は、術前の詳細な検査と手術中の組織の状態を見て医師が決定します。

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形成外科専門医として15年以上の経験を積み、幸いなことに同業のプロの医師たちからも技術を認めていただけるようになりました。

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私は、ただ手術をこなすだけの医師でありたくはありません。自ら最新の術式や修正技術を学会などで発信し続けることで、日本の美容医療の安全性や発展に少しでも貢献したい、そして何より、私を頼ってくださる患者様に「本当に安全で最高峰の医療」をお届けしたいと考えています。

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藤林院長
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多くの医師が嫌がる他院修正に強い

修正症例

誰かが手術した状態を修正するのは、アプローチ方法等が不透明であったり、手術前と比べて新たな問題が複合的に絡み合うなどしている場合が多いため非常に困難です。

豊胸でいえば、アクアフィリング除去などがその最たる例です。注入は素人医師でも手軽にできたものですが、除去はあらゆる組織にこびりついてしまうことで困難になります。

シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸も同じです。最初の手術は簡単でも、その後に修正するのはスキルがないとできません。

私はそれらの修正を求める患者様に向き合い、多くの修正施術を行ってきました。除去からの完全再建、部分的な修正などを行っています。

海外言語でのご相談も大丈夫です

日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパ、アジア各国など、海を越えて手術を受けに来てくださる患者様が多くいらっしゃいます。

バストの美容医療は極めて繊細で、ミリ単位の「理想の形」や、言葉の奥にある細やかなニュアンスを共有できるかどうかが仕上がりを大きく左右します。だからこそ、私は間に通訳を挟まず、患者様ご自身の言葉を直接お聞きすることをとても大切にしています。

私自身、英語での診療に対応しておりますので、言葉の壁を気にせず、ご希望のイメージや不安な気持ちもご自身の言葉でそのままお伝えください。

I am deeply grateful to welcome many patients who travel not only from within Japan but from across the globe—including the United States, Europe, and various Asian countries—for their surgeries.
Cosmetic breast surgery is an extremely delicate field. The final result depends heavily on sharing a precise, millimeter-accurate vision of your "ideal shape" and truly understanding the subtle nuances behind your words. That is exactly why I place such high importance on listening to you directly, without relying on an interpreter.
Because I provide consultations fully in English, you do not need to worry about any language barriers. Please feel free to share your vision and any concerns you may have, exactly in your own words.

藤林万里子
形成外科専門医:グラムルールクリニック銀座 院長
グラムルールクリニック院長の藤林万里子と申します。私は日本形成外科学会認定専門医および日本美容外科学会(JSAPS)正会員として、美容医療に携わってまいりました。患者様の理想とする美しさを実現し、自信に満ちた毎日を送っていただくためのサポートを全力で行ってまいります。

【主な資格】
日本形成外科学会 認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
【経歴】
2016年 スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 勤務
2021年 東京美容外科 銀座院院長 勤務
2024年 GLAMRULE CLINIC 銀座院 院長
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